Macallan 1962 25YO
The Macallan 1962 25年


午前7時起床。浅草は晴れ。盛岡での〆は見聞録だった。見聞録は前回か前々回の盛岡訪問でも訪れたのだが、その時には、マスターに軽く顔を見せて(勿論お酒も飲んだが)サヨナラした処である。

――が、今回はちょっと気合いが入っていて、The Macallan(マッカラン)の1962年、25年ものを飲んだのだ。そして最後までみんなと一緒に居たのだ。

あたしはこの酒(他の酒についてもだが)については、何も知らない。しかしこの酒を飲むと、他の酒が何処かで足踏みしたまま止まっているような感じを受ける。

それは、なんといっても複雑な甘さにある秘密と言って良いだろう。甘いといってもシングルモルトであるから(甘いのが)変なのだが、香りも、飲んでも甘いのである。

その甘さというのが砂糖を入れたような甘さではなく、勿論ぐっと控えた甘さなのだが、その甘さが全面に出てくる。それが目の前に広がる様子といったら、あたしが今まで出会ったことのないものなのだ。

それが1962年生まれだ。あたしよりも4才若い48歳。1987年にボトリングされて、あたしの目の前で栓を開けたばかりである。 [盛岡グルメマップ

見聞録
岩手県盛岡市南大通2-6-12
019-622-4351

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