桃知商店よりのお知らせ

藤井聡先生とあたしの事。

藤井先生とあたし
藤井先生とあたし 林克弘さん撮影
(写真は後日変わるかもしれない)


お元気様です。午前4時起床。岩見沢はくもり。昨日は空知建設業協会の地域再生フォーラムⅦだった。藤井先生の講演についてはこちらに詳しく書いてあるので読んでもらえばいいかな、と思う。

あたしの疑問

ここでは講演前に感じていたあたしの疑問がどうなったかについて書きたい。その1つは、講演に入ると消えたのだが、その疑問とは以下のようなものだ。

藤井先生は、「コンクリートから人へ」という鳩山政権のスローガンから『公共事業が日本を救う』に入っていくのだが、それではわからないことが多すぎる。ここはまず、小泉構造改革を反省しなくては、と思うのだ。※1

彼は小泉の名前をあげて批判していたが、当然だと思う。

けれども2つ目の疑問はそのままだった。つまり大手建設業者と中小建設業者(地場建設業)の区別についてである。※1 彼は土工協とかの名前をだして説明していたが、土工協はあんまり関係ないのだけれども、と思ってしまた。

公共工事の二重構造

TPP※2 の話しは当たり前すぎて今更だし、それに彼の言葉には「国の為」という言葉が良く出てくる。例えば「空知の○○は国の為になるのか」、である。そうでなければ空知は生き残れないだろう、と。  

あたしの好きな「中景」とは、そのようなモノではない、と思うのだが、たぶん藤井先生の議論の中には「中景」が無い(弱い)のかもしれない。それだからこそ大手建設業者と地場建設業の区別がつかないのかな、とも思う。

そうであれば、大規模な一過性の工事ではなく、地方の地域社会を守るために、ある程度の公共事業費は確保して地方の雇用のボトムを支えるべきである、との(あたしの)考えも述べられたか、とは思うが、なにせ6人のパネリストで1時間30分である。そこまでどころか、一歩も先には進めなかった。

まあ、藤井先生は、大学の先生とは思えないようなめずらしい存在なので、末永く空知の建設業のことを見守って欲しい、とは思うのだけど。

あたしの事

後程書きたい。

※注記

  1. 北海道のA木さまより、地場建設業は?とのコメントがきた。 参照
  2. 2011年の景気見通し、建設業の43%が「悪化」。 参照

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No.1

ご無沙汰しています。覚えていらっしゃるか分かりませんが森ビルの葛西と申します。10年ほど前に空知で桃知さんの会でパワポを使ってCMのお話させていただき、その後六本木ヒルズにもお越しいただきました。
一昨年このブログで桃知さんのご病気を知り大変心配しておりましたが、この写真また最近の切れのあるコメントを拝見し安心した次第です(毎週このブログは見ています)。
私は還暦を過ぎましたが、現在施主の立場(発注主)と施工者の立場(改修工事受注営業)の両方を兼ねた何ともへんてこな部署におります。
時間もできましたので、また何かの機会にお目にかかれたらな、と思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

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