盛楼閣の冷麺
盛楼閣の冷麺


冷麺文法

午前4時起床。浅草は晴れ。昨日は盛岡へ行って来た。新幹線は9時2分に上野発のはやて121号に乗り、12時13分に盛岡に着くという何時もよりも1時間ほど遅い到着だった。まあ、これはしかたの無いことで震災の後の特別なダイヤなのである。

盛岡に着くと下河原さんが迎えに来てきてくれて、あたしたちは何時もの昼餉に出掛けた。

何時もの昼餉というのは盛楼閣の事で、ここであたしは冷麺を食べたのだ。久し振りに見る盛楼閣の冷麺の、凜としたその風貌を見てあたしは震えがくる思いだ。寸分の狂いもなく並べられた麺、牛肉、きゅうり、そして玉子、これでなくてはダメだ言わんばかりの姿はあたしを安心させてくれる。完璧だな、と思う。

一口食べれば、ああ盛楼閣だな、と思うこの味の、特にテールを煮詰めて作った白濁したスープは、舌に何の刺激も無く最高である。あたしはこれにゆで卵の黄身を溶かして食べ、そして最後に辛みを入れて食べるのである。久々の冷麺は実にうまかったのだ。 [盛岡グルメマップ

盛楼閣
岩手県盛岡市盛岡駅前通15-5
019-654-8752

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