三船のかしわ鍋三船のかしわ鍋


三船のかしわ鍋

午前6時起床。浅草は小雨。三船のかしわ鍋といえば、それは熱い!。その熱いものを暑い最中に20数名で食べた。もちろんエアコンなんてない部屋で、暑い最中の7月27日にである。

ただ場所は岩見沢であるが汗はかく。しかしあたしは暑い最中に食べるかしわ鍋がこの上なくうまいと思う。

三船という中心

三船も久し振りである。あたしは心の中でずっと三船に来たかったのだ(、と思う)。だが、病気で倒れてからはどこかで(三船は)遠慮していたのかもしれない。

2年以上の月日が経っていた。しかし三船で宴会をしてみてわかったことは、あたしの病気には三船がよいのである。やきとり、かしわ鍋、完璧な糖質制限食であることに気がついた。そして参加者全員が元気である。

そしてここは「つまりそこへ行き、そこから帰ってくる一つの中心、そこを夢み、そこへおもむきそこから取ってかえす、一口にそこで己を発見する一つの完全な場所」なのだ。これこそが三船なのだ。※1

つまり、あたしはこの中心(三船)にくることで、少しだけ元気になり、そしてまた明日も生きることに希望を持てるのだ――ラビリンス。

あたしはこの日、あたしが余所のパトリを訪ねるときに、いつも心に持ちあわせているものがなんなのかを、少しばかり思い出していた。

やきとりやきとり

※注記

  1. ロラン・バルト:『表徴の帝国』:p52

三船
北海道岩見沢市一条西7-1
0126-24-1788

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