エアスカウター午前6時起床。浅草は雨後くもり。ブラザー工業株式会社といえば、あたしのプリンタ(MyMio DCP-J515N)の会社で、そのプリンタの会社が今日の東京新聞に出ていた。

「視界遮らない電脳眼鏡」というのがその記事のタイトルで、(記事を読めば)なにやら新型の眼鏡型液晶ディスプレイ「エアスカウター」を開発したらしい。

AirScouter-mono-FIN


「眼鏡型ディスプレイ」というのが、いかにも下町思考の東京新聞らしく、ブラザーのWebで確認したところ「シースルー型のヘッドマウントディスプレー」というのが正しい表現らしいが、これはかなり面白いものなので、記録に残すことにした。

< AiRScouterの主な特長 >

1.ヘッドマウント:画面を見ながら両手で作業ができるとともに、情報を確認するために移動したり目線を移したりする必要がないため、作業効率が向上します。

2.シースルー:実際の視野を妨げることなく画面を確認できるため、作業の確実性が向上するとともに、安全性の確保もできます。

3.フルカラーで文字もくっきり:1m先に16インチのフルカラー画面を見る場合と同様の視認性を実現しています。また、12ポイントの細かい文字まで視認でき、マニュアルなどの文書確認にも適しています。

4.小型軽量:小型でディスプレー部分が約64gと軽量です。また、メガネフレームの材質にチタンを採用することで、全体(ディスプレー・メガネフレーム・ケーブル)の重量も約106gに抑えています。

5.低消費電力:代替品として16インチの一般的なディスプレーを想定した場合、それに比べて電力消費量が約20分の1であり、環境負荷の低減に貢献します。

6.その他

  • メガネ型のため、帽子やヘルメットを着用していても装着することができます。
  • カメラとヘッドセット、通信システムと組み合わせることで、遠隔地からの作業支援にも活用できます。
  • 眼鏡を使用している方のためのフレームも用意しています。
  • ディスプレー部分のダイヤルで、30cmから10mの範囲でピント位置を調整できます。
  • 上下左右にスライドする位置調整機構により、最適な位置にディスプレーを固定できます。

■ AiRScouterの仕組み概略図AiRScouterの仕組み概略図