あじの活け造りあじの生け造り


海馬が喜ぶ

午前5時30分起床。浅草は晴れ。これは25日の昼餉で、鹿児島空港まで迎えに来てくれた原田さんが、わざわざ下の道(高速道路ではないということ)を選んで、 馬酔木あしび という加治木町の店へ連れて行ってくれたのだ。

鹿児島空港から鹿児島へ向かうのに、高速道路をつかわないことは、長い鹿児島空港発鹿児島行き生活ライフ では始めてのことであり、海馬が喜ぶ、というのはこういうことをいうのだな、とわくわくする頭(?)を押さえ切れないでいた。

鯵膳

DSC_111125 (45)ここであたしは、久し振りに活け造りの昼餉を見たのだ。浅草にも活け造りの店はあるが、「活け造りでランチ」なんてことはまずないのである。

まず、この日のメインの「あじ」が出てきた(「鯵膳あじぜん」というものを頼んだのだ)のだが、刺身になった本体についている尻尾が、ピンピンと跳ねるさまは、今更ながら驚きなのである。

あたしはワサビと甘い醤油をちょっとだけつけて、ご飯と一緒にわっしわっしと食べたのだが(ご飯は五穀米(?)だった)、鯵の刺身もここまでやるか、というぐらいに豪華で、そしてうまいのだ。

イカの活け造り

そしてイカの活け造りである。これは別途注文したものだが、活け造りだけあって足がビンビン動くのだ。イカの活け造りは10年ぶりぐらいで見たが、うまいな、と思うのは当たり前で、身の部分を刺身で食べた跡には、足と頭の部分を塩焼きにしてもらったのだが、これもいけている。

原田さんには、この後桜島を正面から見させてもらったりで、本当にありがとう、という言葉を使うのはこんな時だな、と思ったのだ。

イカの生け造りイカの活け造り

馬酔木 加治木本店
鹿児島県姶良市加治木町港町105
0995-62-4145

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