ハムカツが好きだ

午前6時40分起床。浅草ははれ。写真は、うちの近所の「肉のふくや」で調達してきた揚げ物で、あたしのハムカツ好きの心を満たしてくれる夕餉のおかずだ。

街中に住む楽しさは、近所に酒場と商店街がある快楽に行き着くわけで、「ああ、ハムカツが喰いたいな」と思ったら、食べる寸前に近所の肉屋へ走っていくのだ。

するとショーケースからスライスされたハムは取り出され、引き出しに小麦粉とパン粉と卵が備わった作業台で衣をまとい、ラードの海にダイビングである。それをショーケース越しに眺め、唾を飲みながら待っている。その時間の長いこと。でも10分とかかりはしないのだ。と、書いたのは今から4年前のことだった。

あたしは糖尿病になったばかりのころは、カロリーが高いのじゃ無いのか、と敬遠していた揚げ物も、今では立派な主食であり、この日もこれ以外はなにも食べていないのである。そんなのでいいのか、という意見はあるだろうが、あたしもはっきり言ってよく分からないのだ。しかし、「肉のふくや」があるかぎり、こういう食事は続くのだわ。［浅草でランチ］ ［浅草グルメマップ］

肉のふくや
台東区浅草5丁目30-9
03-3873-2372

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Written by : 2012年03月12日 06:56: Newer : Older