IMG_4507むら八のジャンボロースカツ


むら八のジャンボロースかつ

午前5時20分起床。盛岡ははれ。昨日は、小雨降る盛岡に12時23分に到着。「昼餉ランチはいつもの盛楼閣にしましょうか、それとも豚カツでも食べましょうか」、という下河原さんのことばに”クラ”とっときたあたしは、盛岡市上田の「むら八」で豚カツを食べよう、と村上さんの車で出掛けたのだ。

午後1時40分、浅草に帰ってきたので約束通り「むら八」について書くが、この「むら八」は、浅草には絶対に存在しない店であり、なんと云っても大きな駐車場がその特徴である。建物も立派なもので、その上、その駐車場には、車がびっしりと駐車してある(つまり、混んでいるのだ)。

あたしは、かつて住んでいた福島のことを思いだし、こんなのあったっけかな、と思うが、しかし、なぜに浅草にはこれがないのか、との問いには、実はわかっているような気持ちにはなる。

しかし、それじゃ、なんでだか云ってみろ、といわれれば、はっきり云いようもない、ということに気がついたので、しどろもどろの顔をしてはすましていたのだ。

ロースカツ席に座り、あたしは単品の「ジャンボローズカツ」をもらう。このロースカツ、何故か知らねど、炭を枕に登場したのであり、いや、このロースカツ(ロースばかりじゃなくヒレカツもだ)のあらわれ方は、初めての客には、ちょっとした謎を与えてくれたのである(というより、未だに謎であるけれど)。

そして、腹が減っていれば「食う」。正に「食う」、という言葉がピッタシであるかのように、肉にかぶり付いて食ったのであるが、やぱり肉は脂がついていてナンボだと思うのだ。

ズバリ理想のロースカツの肉と脂の割合は8:2である。その8:2が大事なのだが、その脂に火が通った透明なカツが、薄い衣をまとい、厚い肉をほら食えとばかりに食う喜びを、あたしは久々に味わったのだ。[盛岡グルメマップ

とんかつ むら八 上田店
岩手県盛岡市上田4丁目21-31
019-652-5108

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