豚足なるとの豚足


なるとの豚足とレモンハイ

午前5時45分起床。浅草はくもり。日曜日の夜は、雨のそぼ降る中、腹を空かしたあたし達を迎えてくれたのは「なると」だった。「なると」はいつものように電気がついていただけだが、そこには大勢の酒呑みで溢れていた。

レモンハイあたしは、(あたしの)ささやかな楽しみ「レモンハイ」をもらい、酒肴に豚足をもらった。

「なると」の豚足は、既に骨を取り除き薄く切ってあるのが特徴で、皿には、丁度サラダのように、野菜の断片が背後からこちらを覗いている。

この野菜は、茹でた豚足を含め、生で食べるものであることを強調するかのように、ドレッシングがかけられているうえ、万能葱がこそこそと話をするように散らばっている。

切られた豚足が、うちの近所の韓国料理店の特徴なのだが、ムグンファの王豚足とは違い、本当に薄く削られたこれは、まるでお菓子の様にあたしの口の中に納まるのだ。

それが奏でるハーモニーは、レモンハイとの相性も心地よく、しかし、レモンハイとは随分安上がりな酒だと思われるだろうが、しかしその安い酒さえ、呑むピッチはいつもよりも数倍速くなる。

この日は他に、蟹サラダ、ジャガイモのチヂミ、ユッケジャンクッパ、チャプチェ、コムタン、ニンニクと鶏肉の炒めものを頼み、それぞれ少しずついただいたのだが、結果は大体良しなのだった。

何が大体良し、なのか、と云えば、レモンハイは2杯で治まり、朝の血糖値も102mg/dLで、酒を呑むと血糖値が下がる、という図式を、薬をメタクトLDにして以来、何だかそのままやっているような案配だからなのだ。[浅草グルメマップ]

おかず 蟹サラダ
ジャガイモのチヂミ ユッケジャンクッパ
チャプチェ コムタン
ニンニクと鶏肉の炒めもの

なると
台東区浅草4丁目39-2
03-3872-7560

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