Let’s Imagine …Let’s Imagine …


もしも…の世界「igu伝展」

午前6時15分起床。浅草は晴れ。昨日は午前中、銀座で伝耕西道さん吉田さんとお茶を飲み、Tags(タグ)については、あんましはやんないよ※1等、と話をしていた。それから3人して、近くの月光荘で開催されている、『もしも…の世界「igu伝展」※2に行ったのだ。

ぺちゃくちゃ花この展覧会、月光荘でやることすでに3回目を数え、あたしはその3回すべてを観ている、というヘンな(?)おやじなのだが、入院後のリハビリには、展覧会というものが丁度良かったのであり、また年を経るごとに観た感じが違う、という、まさに絵は、観る本人の頭の様相そのものなのだ。

それで今回は、西道さんの解説付きで、安心して観ていたのだが、なによりも凄い、と思ったのは、今回初めて「igu伝」の絵画の意味がわかったのである(今までは全然わかっていなかったのである)。

それはすべてが1セットに収まった、「Let's imagine…」というカードセット※3のお陰だが、家に帰ってカードを観るあたしは、その説明書がなにかのミステリーの鍵のようで、あーそうだったのか、と納得のし通しなのであった。

伝耕という会社

伝耕を「でんでん」と呼んでいた頃には、一体、この会社は何なのだろうか、と随分不思議に思っていたのだが、4年の歳月が過ぎ、形になった「Let's imagine…」をみれば、あーひとつのものを形にするのに4年も掛かるのか、と思う。

それは悪い意味ではなく、その表出に時間をかけること、といったら、伝耕は天下一品かもしれず、正に「贈与の関係」だな、と思う。これが普通の会社なら、とっくの昔に没になっているものなのに、こうして時間をかけることで世に出すとは、きっといいお返しがあるはずだ、と思うあたしの、久しぶりの予言なのだった。

Let’s Imagine …

※注記

  1. あたしのBlogにはタグがついているが、これはサイト内検索と関連記事の抽出の役目を担っていて、外との関係はいっさい持たない。
  2. 場所 月光荘 東京都中央区銀座8丁目7-18 1F
    日程  2012年12月3日(月)~12月9日(日)
  3. 発想法の古典、オズボーンの発想チェックリスト9項目について、それぞれ2種類づつ、さらに1種類につき、そのキーワードで変身させる前のモチーフを表現した「切り絵カード」、キーワードで変身させたモチーフを表現した「想像カード」が2枚ついているので、9×2×2=36枚のカードが売られていたのだ(あたしも早速買ってみた)。オズボーンの発想チェクリストについてはあたしも知らないので、Webで調べて見て欲しい。あたしは成る程な、と思うところが山ほどあったのだ。