主食を抜けば糖尿病は良くなる! 糖質制限食のすすめ

主食を抜けば糖尿病は良くなる! 糖質制限食のすすめ (文春文庫) 

江部康二
2012年11月10日
文藝春秋

571円(+税)


主食を抜けば糖尿病は良くなる! 糖質制限食のすすめ

午前6時50分起床。浅草は雨から雪へ。糖質制限食はあたしも実施している糖尿病食であり(あたしは立派な糖尿病である)、それは2011年2月7日に、『まだ間に合う!糖尿病』という雑誌の記事を、このブログに書いたことが始まりであった。

そのブログ記事にはコメントが付いたのだが、それは「糖尿社長」さんが書いてくれたものだった。そのコメントが縁となり、京都高雄病院・江部医師のブログにたどり着き、初めて「糖質制限食」というものに出合った。それが2011年2月12日の事である。

それからまもなく2年が過ぎようとしている。あたしは真面目に糖質制限食を実施してきた(その食べたものの多くは糖質制限食というカテゴリーにまとめられている)。そのお陰で、体重は10Kg以上落ち、血糖値は落ち着き、HbA1Cは(NGSP値で)6.0%であり、そしてなによりもインシュリン注射をしなくてもよくなったのである。

これを何と云おうか、なのである。あたしのやった事は、白いご飯、白いパン、白いうどんを食べないことを主体とした、まさに「主食を抜けば糖尿病は良くなる」でしかなく、これが身体にいいことだ、ということを、ただ信じてやってきただけなのである。

その間、病院の指導には全くというほど従わず、しかし体重が落ち始めてからは、病院側もあたしのやっていることを認めるようになったようで、インシュリン注射がなくなってからは若干血糖値の数値は上がっているものの、総じて良い数字に納まっている。

主食を抜けば糖尿病は良くなる! 糖質制限食のすすめ (文春文庫)』は、2005年1月に発刊された単行本の文庫版化だが、あたしは2013年、つまり今年になって初めて文庫版読んだのだ。しかし何時読んでも確かなことは、糖質制限食は(あたしには)効き目がある、ということだ。これからも続けてやっていくには、十分過ぎる食事療法だと思うのだ。