高砂家のおかめの熊手
高砂家のおかめの熊手


おかめ

午前8時起床。浅草は晴れ。お昼の時間に酉の市へ出張り、古い熊手をおさめ、新しい熊手を買ってきた。今年はおかめの熊手と決めていたので、迷わず長國寺前の高砂家へ向かう。高砂家オリジナルのおかめの熊手は、装飾もなくシンプルなもので、なによりも熊手自体が大きいところがよいのだが、お代はけっして安くはない。なので、一番小さなもの(といってもそれなりに大きい)をお願いし、商売繁盛、三本で〆ていただいた。

おかめの熊手は、女性の性器であり豊穣を象徴している、そしてそのことで、純生産が、ラカンのボロメオの結び目でいう女の悦楽であることも表徴している。(日本人の感性はポストモダンなどとっくに飛び越えている)。

そのユーザーの多くは女性であり、食べ物(水)商売をされている方であるのは当然のことだろう。翻って創造性と食い物ブロガーであるあたしも、おかめこそ似つかわしい、と自分では思っていたのだが、しかし、いざ買おうかと思うと、なかなかおかめを選択することはできないでいたのだ。

それが何故か今年は吹っ切れていて、私の立場で言えば、純生産=女の悦楽=おかめしかないよな、という按配だったのである(これもおとり様のお導きか)。

大混雑

それにしても、今年の二の酉は凄い人出である。私は忙しかったのでサッと用事を済ますつもりで出かけたのだが、参拝するまでが大渋滞。のろのろ歩きは30分以上続いた。それは通常は夕方からのことなのだけれども、お昼からこれだと、今晩は大混雑だろうな、と思う。(下の写真はほとんどがのろのろ歩きの最中に撮影したもの)。

鷲神社長國寺
鷲神社                 長國寺
おかめ(高砂家)おかめ
おかめ

よし田の赤もの
よし田の赤ものはやはり美しいな

石原家御用達ぶんか社創業60周年
石原家御用達            ぶんか社創業60年

おかめ
おかめ、これが欲しい!と思ったけれども、たぶん手がでない