どぜう蒲焼き
午前6時20分起床。浅草はくもり。昨日は岩手県より来客があり、まずはかるく「どぜう飯田屋」で飲む。
あたしはここは日が開いていて、先に来たのは2008年7月3日、八木さんと来て以来だから、かれこれ4年ぶりになるが、すこしは変わったのだろうか、という質問などどこかへ消えてしまう程(おじさん方で)混みあっていた。
あたしは骨抜き鍋を貰い、(恒例に従い)ねぎをたくさんいれて食べると、ほんの少し土の香りがする。この鍋をいったい誰が創り出したのだろう、という質問もまたどこかに消えてしまう程、鍋は沸騰し、それからあたしはこの日始めてどぜうの蒲焼きを食べた。
あたしもかつて通っていたころは、ドジョウの蒲焼きなんぞ、と少し馬鹿にしていて目もかけなかったが、いやこれは太っていて見事な蒲焼きになっていた。うまかったぞ。
Comment [1]
No.1大阪・140B 江さん
お久しぶりです。
大阪では「どぜう屋」はないですが、こういうのをこういう文と写真をみせつけられると、たまらんなー、ですわ。
けれども、この手の店は「新店オープン」というのがきっと不可能で、だからこそ大阪には「もう、すでに」ないのでしよう。
抜けた歯が生え替わらないのと一緒で、未来永劫にない。
ということだと思います。