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2019年03月03日|お知らせ


2006年08月16日(水) 

働く上で必要なのは意味ではない。リズムだ―働く過剰(玄田有史)。

午前6時19分起床。浅草は雨。

自己言及としてのブログ

毎朝こうして、ブログに起床時刻と天気を記録することから一日をはじめている。それが何時頃からなのかと気になって調べてみたら、2004年1月にはその兆候が出始め、2004年6月中旬からは定式化している。

なぜそうしたのかは覚えていないのだけれども、たぶんこれがもっとも簡単な自己言及(反省)の方法なのだと思う。

早起き生活

生活改善応援サイト『早起き生活』というサイトがあって、そこでは、起床時刻をグラフ化してくれる(簡単なブログの機能もついている)。(↓)は私のここ一週間の記録だ。 (2007年1月3日メインページから削除。2006年12月31日が最後の記録となる)。

早起き生活
Powered by 早起き生活

これも自己言及には違いなく、それを時系列で「見える化」(可視化)しているわけだが、このサイトを最初にみたとき、玄田有史の顔が思い浮かんだ。

リズム 

ニートにかぎらず、朝の早起きが辛いのは、多くの若者に共通する。ただ、それも毎日の仕事があれば、自分の意思とは関係なく、ほとんど条件反射で朝は起きることになる。馴れとして、そして習性として。

(中略)

就業に迷う若者たちは、きまって働く意味を問う。何のために働くのか、働かなくてはならないのかと。しかし、働く上で必要なのは意味ではない。リズムだ。頭を使うだけでなく、行動を内面から後押しする、自分のなかに生きるリズムを身につけていれば、働くことはだれでも可能だ。(玄田有史:『働く過剰』:p248)

私は建設業界にいたおかげで、早起きと朝食をとる習慣は身体が覚えてしまっている。

それがよいことなのかわるいことなのかはわからないが、いまのような不規則な仕事をしていても、生活のリズムが崩れないのは、その習性のおかげだと感謝している。

働く過剰

働く過剰  大人のための若者読本

玄田有史(著)
2005年10月25日
NTT出版
2300円+税

投稿者 momo : 2006年08月16日 07:50 : Newer : Older

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