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2019年03月03日|お知らせ


2007年07月02日(月) 

日本にサマータイムを根付かせる最も良い方法。

午前6時45分起床。浅草はくもり。

<サマータイム>経団連、試行的導入方針 職員から反発の声」 Yahoo!ニュース - 毎日新聞

日本経団連の御手洗冨士夫会長が、事務局職員を対象に、8月の勤務時間を1時間繰り上げる「サマータイム」を試行的に導入する方針を明らかにしたことから、職員から反発やとまどいが起きている。

サマータイム

建設業の現場では、日中の暑い時間帯を避けるために、経験的にサマータイムを導入していたりもするが、一般的な(特にホワイトカラー層の)日本人の労働慣行だとサータイムの導入は難しいようだ。

幹部職員は「プールや映画に行く時間が増える。ワークライフバランスを見直すいいチャンスだ」と理解を示すが、一般職員からは「絶対反対。朝が早くなって残業が増えるだけ」「外部との会合やセミナーも多く、職員だけ4時に帰れるのか」と反発やとまどいの声が強まる一方。

時間外労働賃金

上記のような意見がでるのは、残業やサービス残業が日常化している日本の労働環境があるからだけれども、残業の日常化が可能なのは、時間外労働賃金が安すぎるからだ。(自分の時給を計算してみよう。850円に近づいちゃいないかい)。

本気で日本にサマータイムを根付かせようとすれば、その処方は意外と簡単で、時間外労働賃金を欧米並みの50%にし、その運用を厳格化すればよい。

労働基準法は、労働時間を原則1日8時間、週40時間と定めており、これを超えた場合、企業は通常の賃金に加えて割増賃金を払う必要がある。割増率は平日25%、休日35%で、欧米各国の50%前後に比べ低水準となっている。

日本も欧米並みの50%にすればよいのである。そうすることで企業にはコスト削減圧力がかかり、時間外労働時間は短くせざるを得ない――残業は増えない。

交換の原理からの値踏み

しかしネオリベ化している日本では、社会福祉的な政策を最全面にする政治的な立場は絶滅危惧種のようなもので、注意しなくてはならないのは、「ホワイトカラーエグゼンプション」(white collar exemption、ホワイトカラー労働時間規制適用免除制度)が導入されれば(これも経団連が導入を進めているのじゃなかったけ)、サマータイムは、底なしの低賃金長時間労働の実現にしかならない、ということだけれどもね。w

それは私のような個人事業主は既に体現済みで、私は年中サマータイム+ホワイトカラーエグゼンプションのようなものなのだよ。(時給は850円に近づいていく)。w

Tags: ネオリベ

投稿者 momo : 2007年07月02日 08:32 : Newer : Older

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