FROM MOMOTI.COM
サイボウズOffice10へのバージョンアップをやりませんか。
2019年03月03日|お知らせ
2007年08月08日(水) Tweet
自民党惨敗は日銀のせい…だったら面白いのにね。若しくは、経済財政白書 IT有効活用されず 生産性上昇に課題山積なんだそうだ。
午前5時30分起床。浅草はくもり。今日は岩見沢出張である。
「惨敗は日銀のせい…自民・中川幹事長が“恨み節”」 Yahoo!ニュース-読売新聞
参院選の自民党敗北は日本銀行の
せい――。7日に開かれた政府の 月例経済報告の関係閣僚会議で、 自民党の中川幹事長が、日銀の福 井俊彦総裁に詰め寄る一幕があっ た。
中川氏は「参院選では、地方で景気回復の実感がないとの声があっ た」と切り出し、「理由としては 、名目成長率がなかなか上昇せず 、(政府の成長率)目標が達成で きていないことがある」と指摘。 その上で、昨年7月のゼロ金利解 除など「日本銀行の政策変更に責 任があるのではないか」と、福井 総裁に矛先を向けた。
福井総裁は、「景気回復は企業か
しかし何を今更言っているのでしょう、中川幹事長も酷い。(それは自民党――というか「美しい国」の戦略だったのでしょうが)。
本気で「トリクルダウン理論」を信じている人達は、どこかで滑稽だ。
経財白書
それはともかくも、この記事にも注目。
平成19年度の経済財政白書では
「生産性の上昇」に焦点をあて、 企業部門に積極的な対応を求めて いる。多くの企業が資金をかけて IT(情報技術)を導入しても有 効に活用できていないほか、イノ ベーション(技術革新)を促す仕 組みの構築も遅れているためだ。 政府は生産性上昇を足がかりに持 続的な成長の実現を目指している が、克服すべき課題は山積してい る。
IT活用を生産性向上につながっていない背景として、白書は「I Tを有効活用するための企業の組 織改革が遅れている」と分析して いる。
米国では5割弱が「企業内」で情報ネットワークを活用し、生産性 向上につなげているのに日本では 7割弱が「部門内」にとどめてい る。狭い範囲での情報網活用が生 産性向上の壁となっている。
経営戦略とIT戦略を結びつける経営トップの不在も大きい。経営 に専任の最高情報責任者(CIO )を置き、ITの投資評価を実施 している企業ほど生産性を上昇さ せているという。だが、専任のC IOを置く企業は全体のわずか4 %。ITを担える経営者の育成も 不可欠になっている。
経済白書も、米国のコンサルタントのようなことを書くようになったのだね、と苦笑。
「多くの企業が資金をかけて
それは、多くの企業が、そういうふううに社員を育てていない、ってことだ。
時給850円で雇った非正規雇用社員に、創造性まで求めるなんて、虫がよすぎる。
「狭い範囲での情報網活用が生
「IT化」と「考える技術」は、うち(桃知商店)のふたつの柱。
なぜそうなのか、といえば、IT化は、コミュニケーションと創造性に収斂する――ことで自動運動を始めるからだ。
しかしそれができないのは、情報の非対称性(情報を隠すこと)こそが、自らの利益なのだという、古いパラダイムから経営層が抜け出せないから。
そして、自ら情報を発信するような社員を育てることは、企業利益に反する、とでも考えているからだろう。(しかし「何人もその家卑の前では英雄足りえず。」なのでございますよ)。
情報を発信することは、リテラシーを育てる大前提。
しかし今や、それを育てる仕組みをもった、贈与共同体としての中景・種も、絶滅種。
贈与と純粋贈与がないところには、「情熱としての創造性」は生まれない。(と何度書けばわかってもらえるのでしょうかね)。
投稿者 momo : 2007年08月08日 06:01 : Newer : Older
このエントリーのトラックバックURL
https://www.momoti.com/mt/mt-tb.cgi/1281
トリクルダウン理論 流行 from 誰もが気になるマル秘情報 (2009年02月25日 18:17)
自民党は、なぜ法人税を軽くすることばかり提案しようとしているのですか? 自民党は、なぜ法人税を軽くすることばかり提案しようとしているのですか?なぜパート... ...
トリクルダウン理論 流行 from News&youtube!最新動画ニュース (2009年02月26日 09:03)
[ホワイトカラーエグゼンプション]に関連して 正社員を守るために非 ...日本的新自由主義路線を牽引した竹中平蔵氏は、企業や富裕層が豊になれば、いずれそ... ...
トリクルダウン理論 流行 from 今日のきになる感動ニュース (2009年02月27日 06:19)
『人間が幸福になる経済とは何か』 よく考えられた政策によるならば、往々にして多くの痛みを避けることができる》(pp.62-63)と書いていましたが、今や... ...