ミニトマト
ミニトマト from 平和建設


水戸の平和建設さんから今年もミニトマトが届いた。届いたのはあたしが北海道から帰った日なので12日なのだが、お裾分けしたり、自分で食べたりして既に無いのである。ミニトマトというのは、テーブルの上にあれば、お菓子のようにつまんでしまうのであって、ついつい食べてしまうモノなのだなと再確認している。

惚れ2

しかしこのJAかしまなだのミニトマトのネーミングは「惚れ2」(ほれぼれ)であって、足利の純愛トマトといい、ミニトマト(というか野菜とか米とかの農作物)のネーミングは、ベタ(つまりダサイ)だなと思う。

しかし、なぜかそれを認めてやろうという心象になってしまう不思議な力を持ち合わせていたりするから厄介なのだ。ベタならベタと否定できれば楽なのに、こと純生産のネーミングは単純な否定ができないのである。

それは、農作物には、お百姓さんが精魂込めてつくったもの、という子供頃からの教えが働いているからに違いなく、それ故にお百姓さんのつくったものには、どんなベタな名称がつくられても、それを許さなくちゃ(認めなくちゃ)ならないという無意識が機能しているのである(たぶん)。

この心象は結構強力であり、かつ(無意識的なので)どうしようもなさもあって、たぶんこれは死ぬまで変わることもないだろなと(あたしは)諦めていたりするのである。