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2019年03月03日|お知らせ



航空のシステム設計には基底に臨機応変がある―人間がマニュアルに勝る理由は、変化への機敏な対応能力という点にある。(村上泰亮)

2008年9月18日 ANA622便チケットさて、大方の方々の予想通り(?)、あたしはサッサと帰ってきてしまったわけで、つまり今は浅草でこのエントリーを書いている。

福岡経由とか、明日の羽田トランジット新千歳行きなんて、やりません(というか体力的にできません)わ。

先のエントリーを書いた後、シャワーを浴び、身支度をしながら、10時発のANA622便で帰ることに決め、8時30分にホテルをチェックアウト。

雨の中を、天文館のバス停まで歩き、8時40分発の鹿児島空港行きバスに間に合う。鹿児島空港到着は9時30分だった。

取り急ぎ、機械でチェックインし、14時15分発のチケット(というかチケットレスなので搭乗案内書なんだけれど)を確保。その足でANAのカウンターへ向かい、10時の便へ変更を申し出たわけだ。

この時点で10時の便は飛ぶことが決まっていたけれど、14時15分の便はまだ欠航が決まったわけではない。なので手数料を支払い、14時15分のチケットを解約し、新規でチケットを買うつもりだった。

ところが、一切の手数料もなく、あっさりと便の変更に応じてくれたのである。なんの困難もなくである。つまりANAとしては9時30分の時点で確実なことは3つあったわけだ。

  1. 622便は今鹿児島空港にいて、これから羽田へ向け飛べること。
  2. 台風13号は確実に鹿児島空港に近づいていること。
  3. 622便より後の便は確実に飛ぶという確証はないこと。

この状況下でANAの下した判断は、チケットの種類なんてどうでもいいから、乗れる便に乗ってね、ということだったわけだ。通常のチケットを購入した方は割があわないだろうが、あたしのような人は大変に助かったし、過去に新千歳で同じような体験をしたことを思い出していた。

それは今回のような、非常事態への対応としては上出来だな、と思う(新千歳の時は大雪だった)。つまりそれは臨機応変、優柔不断なもので、マニュアルにはない対応である(たぶん)。 規則通りではないかもしれないが、人間には優しいことで、あたしはANAに感謝した。

人間がマニュアルに勝る理由は、変化への機敏な対応能力という点にある。from 村上泰亮:『反古典の政治経済学要綱』:p181

Written by 桃知利男のプロフィール : 2008年09月18日 15:26: Newer : Older

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コメント

「たぶん、ふりかえ OKです」とお知らせする間もなく、
首尾良くお帰りでしたね。

それより、明日の出発便も少々気がかりです。
新千歳からの折り返し便なら大丈夫でしょうが、欠航の可能性の高い西日本からの便が整備の上、新千歳行きとなると....
羽田〜新千歳は1時間に1本飛ぶ路線ですから、場合によっては何本かの便が機材ぐりの関係で欠航になるかもしれません。

投稿者 うどん星人二合 : 2008年09月18日 15:55

>うどん星人二合さん

はい、おかげさまで帰ってきてしまいました。
明日はAirDoの機体なので、たぶん大丈夫だと思います。
問題は帰りが土曜日の夜だということで、台風13号が羽田付近をウロチョロしていると困りますね。

投稿者 ももち : 2008年09月18日 21:52

今度の台風は本土近くになったのになかなか足が速くなりませんね。
明日の午後3時には房総沖合にぬけている、という予報ですが。
台風がモタモタしている間に鹿児島往復、札幌往復してしまう人間は凄いかもしれません。(笑)
御気をつけて。

投稿者 うどん星人二合 : 2008年09月19日 06:26

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