桃知商店よりのお知らせ

ご開帳。(浅草寺)

ご本尊(浅草寺)
ご本尊(観音様)
南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)と三回唱えましょう


浅草寺ご開帳バージョン浅草寺のご本尊様は11月16日までの予定でご開帳(大開帳)中である。あたしはどれがご本尊なのかわからない人なので、とりあえず目の前に広がるものに対して、南無観世音菩薩と三回唱え信心をアピールするのだ。

浅草寺の観音像は絶対的な秘仏であって、浅草寺の奥深く、観音像を納めたお厨子は、けっして扉をひらかれることはなく納められていたはずなのである。

他のお寺にも秘仏はあるけれど、ふつうは我慢できなくなって、10年に1回ぐらいはご開帳が行われる。けれど、浅草寺の観音さまは、絶対に人前に姿をみせない秘仏であることに価値があって、お堂の奥にそれは隠されたままであることはみんな知っている。だからこそ、浅草寺の「子宮的構造」は機能するのだ。

では今ご開帳されているものは本物の観音さま(秘仏)じゃないのか、といわれれば、それはそれで観音さまなのである。しかしそれが本物であるかないのかは、たいした問題ではない。浅草には、観音さまを見たら目が潰れるのよ、という言い伝えがあるのであって、つまり見たと思っても目が潰れていないのなら、見ていない、ということなのだ。だからこそ浅草寺の「子宮的構造」は機能し続けるのだけれど、ここであたしはふと思う。

もしかしたら、瞬間的にあたしは目が見えなくなっていて、けれど慈悲深い観音さまは、それじゃ不憫だろうからと、瞬間的に見えるように戻してくれたのかも、と。だからみなさんも、こういう時代だからこそ、苦しいとき(だけ)の神頼みならぬ観音さま頼りに、浅草へおいでください。ご利益は浅草寺の「子宮的構造」であるわけで、まあこれ以上のモノは此の世にはございません。ということで、午前7時起床。浅草は晴れ。

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Comments [2]

No.1

土曜日に英国の提携会社から来たお客さんをグレート浅草に連れていきました。夕暮れ時のはんなりとした堤燈の光、江戸の薄暗さを彷彿させる「奥山参り」に居並ぶ物売りの活気に「ワンダフル」の連発でした。

が、不幸は幸福と隣り合わせ。
オリバーとキャサリンが生まれて初めてひいたおみくじは二人とも「凶」でありました・・・。
Ba~~d Fortune! と落ち込む二人。
しょうがないから江戸文字(でしたっけ)で二人の名前をカタカナで書いた行灯をこしらえてあげたら気分は上々、に逆戻り。

それにしても去年の正月は私も連れも「凶」今年は私が「凶」。
延べ6人のうち5人が「凶」を引く確率はいかに(笑)

No.2

>鉄蔵さん

浅草寺は「凶」がふつうなので落胆することはありません。
あたしもずっと「凶」しかみたことがありません。w

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