ルネ・マグリット生誕110周年ロゴ
2008年11月21日
これは、ルネ・マグリットのGOLCONDEと、LE FILS DE L'HOMMEと、Googleロゴのブリコラージュ。
ルネ・マグリットはシュルレアリスムを代表する画家で、つまりは無意識系御用達の人（実際にはすこし違うらしいのだけれども）。なのでインスピレーションを大切にする職業の方々にファンが多い（つまりアーティスト好みのアーティスト）。
あたしがマグリットを意識したのは、ポール・サイモンのアルバム「ハーツ・アンド・ボーンズ」に納められていた「Rene And Georgette Margritte With Their Dog After The War 犬を連れたルネとジョルジェット」。
この曲はモンタナをドライブしている時に頭の中で完成した。楽器を使わずにメロディーを書いた唯一の曲だよ。（ポール・サイモン）
ジョルジェットはルネの幼なじみで奥さん。犬はポメラニアン（だったらしい）を飼い、3LDKのつつましいアパートに暮らし、その台所で創作をしていた。そいう慎ましさときちんとしたした生活のあるシュルレアリスムの人って珍しいわけで、それが、創作する人の心を惹き付けるのだと（あたしは）思う。つまり彼の生活そのものが、創作する人たちの〈欲望〉の対象となってしまう希な画家だ。
ということで、午前6時30分起床。浅草は晴れ。寒いけれど雲ひとつ無い空だ（マグリットの作品には雲が多いのだけれども）。そういえば、今回のGoogleロゴにも雲は入っているね。
