桃知商店よりのお知らせ

家を工場でつくるということ。セキスイハイム蓮田工場見学会に参加してきた。

午前7時起床。浅草は曇り。3月7日の土曜日に、セキスイハイム蓮田工場見学会に参加してきた。
セキスイハイム
http://www.tokyo816.jp/

午前9時40分に展示場集合。そこからは貸切バスで蓮田へ向かう。途中別の展示場からの参加者を乗せ、総勢40名弱。片道1時間30分ちょっとのバス旅行であった。

移動中にお茶(ペットボトル)のサービスまでありバスでの移動は快適である。あたしはひとりでの参加だったのだけれども、家族連れで参加される方も多く、なるほどこういう休日の過ごし方もあるのだなと感心したりしていた。

蓮田に到着すれば、駐車場はほかの展示場から来られたバスでひしめいていた。あたしはハウスメーカーのイベントに参加したのは初めてだったのだけれど、その参加者の多さには正直驚く。そして早速の工場見学なのである。 

セキスイハイムの住宅は、壁構造+ユニットラーメン構造のハイブリッドであって、それぞれのユニットは工場でつくり、現場へ運んで、ユニットを組み立てて上棟なのである。

この日は工場が稼働していなく、ビデオ(DVD?)による映像しかなくてちょと残念だけれど、整然と整理された工場は気持ちがいい。あたしは工場見学が好きだけれど、その理由のひとつは、整理整頓された場内を見る快感であって、なにか気持ちがスーッとするのである。


プレゼンテーションとしての見学会

工場見学会というのは、プレゼンテーションなんだと思う。セキスイハイムの家は「家を工場でつくるということ」で、現場での作業が極端に少ない。それは現場で商品をプレゼンすることができないことを意味する。

そのことで、コミュニケーションは、ある意味「おぼんのような世界」になってしまう可能性が高い。いくら自社の技術と品質の高さを誇ってみても、「家を工場でつくるということ」は、営業的には最初から大きなハンデを背負ってしまっているのである(たぶん)。

しかしセキスイハイムの商品とは「家を工場でつくるということ」によるメリットでしかないのだから、「おぼんのような世界」では万事休すになってしまう――だからこそ「家を工場でつくること」のメリット(つまり自社の商品)をプレゼンするためには、工場見学会は絶対に必要なんだなと思う。

なのでそのプレゼンテーションは力も入っている。説得力にあふれている。そのハイライトはユニットの落下試験だろう。クレーンでユニットを5メートル程持ち上げておいて落とすのである。ドスーンである(もちろんユニットは壊れることはない)。

ほかに耐火試験や防音の試験も見せてくれる。それらのプレゼンテーションは、「家を工場でつくるということ」によるメリットをたしかに伝えている(どころかウルトラ級の説得力にあふれている)。

それは公共事業が絶対にやらなくてはならなかったことだよな、とつくづくと思うのだ。セキスイハイムの工場見学会は説得力の塊だ。

お昼ご飯と
プレゼンテーションと

昼食の弁当それからこの見学会は昼食付きなのであった(なにしろ展示場へ戻ったのは午後5時過ぎだ)。

昼食は弁当で、社員さんによる味噌汁のサービスが嬉しい。お茶(ペットボトル)はなぜかヘルシア緑茶であるのが笑えた。

流石だと思ったのは、この昼食の時間に東京営業所長さんによるセミナーがあったことだ(それはPPTを使ったプレゼンテーションであって、つまりあたしも時々やっているものだ)。

すべての時間にプレゼンなのである。プレゼン on プレゼンなのである。ご飯の上にうどんがのっているようなものである。

しかしそれが鬱陶しくならないのは流石であって、(一応)芸としてのプレゼンのプロである(たぶん)あたしは、またまた関心していたりしていたのだ。子供たちのために大道芸まであったのも驚いた。プレゼンテーションとしての工場見学はいろんな意味で楽しいのだった。[PR by ブログタイムズ]

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No.1

数年前に「積水ハウス」の工場見学で、札幌から仙台郊外の工場まで連れていってもらったことがあります。
もちろん航空券代含めてすべて先方持ちでした。

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