いかにんじん
いかにんじん


午前7時40分起床。浅草は晴れ。福島県の郷土料理といえば「いかにんじん」である(いいのか?)。

これは「いか」と「にんじん」で作るので(ハイブリッド)、作り方は至極簡単である。

しかし、家々で微妙に味が違うらしく、つまり福島では個々の家で作るのだが、郷土料理と呼ばれるぐらいにメジャー(?)で、その意味では、究極のB級グルメ、パトリフードと呼んでいいだろう。

もちろん日本酒の酒肴にはうってつけなのだが、生憎、あたしは日本酒は年に4杯だけ(ホントか)。しかしお茶請けにしても最高にうまいのである。

あたしは特に、この「にんじん」が大好きである。

去年は食べたのかどうかを覚えていないのだが(笑)、この時期になると「にんじん」をかりぽりとやりたくなる。

「にんじん」のかりぽり感が味わえる、という意味では、これは和風サラダなのだ。

しかし浅草で作ろうとすると「にんじん」が違うので(福島で売っているものは、浅草で売ってるものよりも長いのだ、たぶん)同じようにはかりぽりしないのである。

なので、もらったものを大事に食べるのだが、大事の意味があっているのか、違うのか、かりぽり、かりぽり……。あー、にんじんが無くなる、という具合なのである。