午前6時30分起床。浅草は晴れ。うちの近所の洋食屋といえば、「とんかつ 洋食 春」に決まっていた。
決して洒落た店ではないし、毎日食べに行くような店でもないが、おじさんとおばさん二人でやっている、いい店だったのである。
「とんかつ 洋食 春」の閉店
その春が、去年の11月頃からシャッターが閉まったままだったのだ。2月12日(あたしの勉強会の日だ)、京町の住人さんからコメントがあった。
本日、「春」が半分シャッターを開けていましたので、失礼を承知で声をかけてみました。すると御主人が出ていらっしゃったので心配していると言いましたら、やはり、「春」はお店を閉めるそうです。最初は御主人が、ついで奥様が病気で倒れてしまい、お店を続けていくのが困難になったとの事です。残念ですが、今までありがとうと言いたいです。
あー、である。
けっして長いつきあいではなかったけれど、あたしは大事な友を失ったような気がした。
「とんてき」が一番の好物だった。夜、ひとりで行って、ビールと「とんてき」(ご飯無し)なんていう日もあった。これからあの「とんてき」が食べられなくなるなんて。
しかし、これ以上書くのも、あーなのである。なので最後にあたしも言おう。
今までありがとうございました。
Comments [2]
No.1京町の住人さん
ももちさん、早速ブログへ取り上げていただき、ありがとうございます。この店は23歳になる息子が生まれた頃に開店したと記憶しています。
以来ずーっとお世話になりました。
この値段でこの味を出せる店はそうそうないですからね。
ももちさんの「あー残念」と言う言葉。私も同感なんです。
しばらくは美味しい洋食屋さん探しの旅が始まりそうです。
No.2ももちさん
京町の住人さん
23年以上立つのですね。
あたしはこの町に住み着いて13,4年になりますが、キャリアが違います。春も京町の住人さんもです。
この店のような、近くて。旨くて、やすい洋食屋は一寸見つかりそうにありませんが、そのうちビックリするような店が出てくるかも知れませんね。