糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食

糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食 

江部康二(著)
2010年12月30日
ナツメ社
1350円+税 


午前7時45分起床。浅草は晴れ。浅草は昨晩の雪が地面や屋根に残っていたが、日中の日差しを受けて解けてしまった。日中はぐっと気温もあがって太陽も燦々だった。

『まだ間に合う!糖尿病』へのコメントから

さて、今回の『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』という本だが、『まだ間に合う!糖尿病』という雑誌の記事をこのブログ書いたら、気になるコメントがついたのだ。

この特集には、いろんな批判があるようです
http://blog.goo.ne.jp/dancing-ufo/e/961ed94e26d0bbf37533a94bb81d446d
しょせん、経済誌がやったもの。
なんか裏があるのかも…
そういえば、妙に新薬を持ち上げていたような気がする。
後ろに製薬会社?

投稿者 糖尿社長 : 2011年02月11日 19:25

糖質制限食 

あたしは、なんだかわらかないまま、早速糖尿社長さんのサイトを訪れ、そこに書いてあるる京都高雄病院・江部医師のブログへ飛んでいたのだ。そしたら、そこにはこう書いてあった。 

『糖質制限食十箇条』 -糖尿病や肥満が気になる人に-
一、魚貝・肉・豆腐・納豆・チーズなどタンパク質や脂質が主成分の食品はしっかり食べてよい。
二、糖質特に白パン・白米・麺類及び菓子・白砂糖など精製糖質の摂取は極力控える
三、主食を摂るときは未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)。
四、飲料は牛乳・果汁は飲まず、成分未調整豆乳はOK。水、番茶、麦茶、ほうじ茶もOK。
五、糖質含有量の少ない野菜・海草・茸類は適量OK。果物は少量にとどめる。
六、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)は積極的に摂り、リノール酸を減らす
七、マヨネーズ(砂糖無しのもの)やバターもOK。
八、お酒蒸留酒(焼酎、ウィスキーなど)はOK、醸造酒(ビール、日本酒、など)は控える。
九、間食やおつまみはチーズ類やナッツ類を中心に適量摂る。菓子類、ドライフルーツは不可。
十、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ

『糖質制限食』の3パターン
一、スーパー糖質制限食は三食とも主食なし。効果は抜群で早く、一番のお薦め。
二、スタンダード糖質制限食は朝と夕は主食抜き。
三、プチ糖質制限食は夕だけ主食抜き。嗜好的にどうしてもデンプンが大好きな人に。
*抜く必要がある主食とは米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類などの炭水化物。

糖質制限食の理論的根拠
1、血糖値を上昇させるのは糖質である。
2、糖質を摂取しなければ血糖値は上昇しない。
3、糖質制限食を実践すれば血糖値は上昇せず糖尿病は改善する。

へー、とい思い、それで一番新しい江部先生の本を試しに買ったのだが、それが『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』である。

早速やってみよう 

あたしは糖尿病になってから、食べることに関しては墨東病院で教わった通りにしてきた(つもりだ)。それは言ってみればカロリー制限食であって、ご飯をしっかり食べてきた(とはいっても制限付きだが)。

しかし、ここに書かれていることは糖質制限食で、今まで聞いてきた話とは、まるっきし違うのだ。特に、この3つが明らかに違う。

  • 糖質特に白パン・白米・麺類及び菓子・白砂糖など精製糖質の摂取は極力控える。
  • 主食を摂るときは未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
  • お酒は蒸留酒(焼酎、ウィスキーなど)はOK、醸造酒(ビール、日本酒、など)は控える。

要は主食は取らない方がよい、と書いてある。なるほど、あたしも先生もそういう事を言っていたのだな、と気がついた(墨東病院の先生ではない)。

野菜も宜しい、肉も食べて良い、お酒はある程度だったらかまわない、魚はいいよ、でも、米は食べない方がいいな、である。

やっと話が通じたのだ。(笑)

この本に書かれていることについては、21日に病院へいくので、聞いてこようと思っているが、たぶんそうした方がいい、と言われそうな気はするのだ。

それで、信じやすいあたしは(笑)、早速主食抜きでやってみようとしたのである。しかし、本書が届いてまだ3日目である。結論はこれから先のことであるな。