日の丸


建国記念の日もしくは紀元節

午前6時起床。浅草は晴れ。今日、2月11日は「建国記念の日」で、国民の祝日であり、普通はお休みの日であるが、あたしが考えていた「建国記念日」ではなく、「建国記念の日」なのである。

と云うのは、史実に基づく建国の日というのは、あたしらは教わっていなくて、建国されたという事実そのものを記念する日だからだ、とのことで、それじゃなぜ2月11日なんだ、ということで、つまりは紀元節を祝いたいのだな、と気づく。

2月11日という日付は、明治時代の初期に定められ、1948年(昭和23年)に廃止された紀元節と同じであるわけで、あたしはわけもわからず紀元節で休みだと思っていった人なのに(つまり2月11日は「紀元節」で休みだと思っていた)、『日本書紀』にある神武天皇が即位したとされる日に由来するこなどまったく知らなかった。

しかし53年も生きてきて、今日が「建国記念の日」で「建国記念日」と違うことなんか始めて知ったのであり、祝日が祝日法に日付を定めているのに対し、本日のみが「政令で定める日」と定められていることの不思議さを考えてみたい、と思うが、たぶん考えることなんかなく1日が過ぎていくのだろう。