モレスキン ダイアリー 2013年モレスキン ダイアリー 2013年


モレスキン 2013年 デイリーダイアリー

午前3時40分起床。浅草は晴れ。今日は今年最後の病院で鐘ヶ淵に行ってくるのだが、昨日から喉が痛いので薬をもらってこよう、と思うのだ。さて、来年の手帳を揃えたのだが、ご覧の様に真っ黒な、MOLESKINE モレスキン 2013年 デイリーダイアリー / ハードカバー / 黒 / ポケット にしたのだ。

この色気のない、無骨としか言い様のない手帳は、あたしが脳梗塞で倒れた2009年以来のもので、その間、色が赤だったり、スヌーピーが描かれたりしたものを使用してきたが、来年はこの黒い手帳にしてみたのだ。

けれど、変わったのは色と模様だけで、モレスキンはずっとモレスキンのままである。この小さな、けれど厚くて、とてもポケットに収まらないこの手帳が、あたしは大好きなのだし、これからもこの手帳を、余所の手帳に代えるつもりはまったくないのである。

「存在することの習慣」 "the habit of being"

2012年の手帳の中身この手帳に書く内容は決まっていて、一日3食、食べた内容を絵にして描いて、起床した時間、それに天気と血糖値を記している。それはふざけているようにも見えるのだが、決してそんなことは無いのである。

本人、思い出しては一生懸命絵を描いているのだ。だいたい、翌日描くので、大切な物を忘れていたりするのはざらで、その上、それが絵だけで済めばいいのだが、後で見ては、なんだか分からなくなってしまうような絵なので、一応文字も入れている。

しかし、文字が入ることで、絵はますます下手になり、文字も比例して下手になり、まるで漫画のようなのだ。この絵を描くという習慣は2010年の11月13日から始めたことで、来年もまた、同じ様に絵を描くことから始めよう、と思うのだが、それはなによりも、「存在することの習慣」 "the habit of being"としての、精一杯のあたしの生きている証にである。