JKBとハゼ天で太そば(小盛)で朝餉
午前4時30分起床。浅草はくもり。
この日は日暮里の『一由そば』で朝餉だ。幸い今回も表にそれほど行列はできていなかったが、店の中へ入ると大違いで、かなりの混雑ぶりである。
手際よく捌くオペレーターのおかげで回転が早いぶん、店内に入りきらず外で手繰る人もいるほどの盛況ぶりだ。
まあ仕切りひとつで客の流れはどうにでも変わるものだが、混んでいる人気店であることに変わりはない。
それで注文したのは、家人が「太そば(小盛)」に「ジャンボゲソ天」。
あたしは「JKB」と「太そば(小盛)」、そこに旬の味覚の「ハゼ天」を添えてもらった。
『一由』で「ハゼ天」をいただくのは(あたしとしては)初めてだが、これぞ出始めの冬の味覚である。
まさかこれまでクリスピーに揚がってはいないだろうな、なんて思いつつ(笑)。
今日も席のタイミングが悪く、いつもの夫婦揃っての記念撮影はお預けとなった。
あたしは一人で丼を抱えて角の席へ。「JKB」の(どこかパッとしない)紅生姜の赤と、「ハゼ天」の黄色が見せる色合いが妙にしっくりくる。
それに、丼の真ん中に盛られたネギの存在感が、今日は一段と輝いて見えるな(笑)。
まずは「太そば」を手繰る。この「太そば」、今日はいつもより素直に持ち上がってくれるのだ。
ちゃんと手繰れる。それもそのはず、口に運んでみればいつもより柔らかめの茹で加減なのだ。
いつものゴワッとした固い蕎麦も捨てがたいが、これはこれで実によくうまい(笑)。
続いて、天ぷら蕎麦の鉄則通り汁に馴染ませようと、「ハゼ天」を箸で汁の底へ沈めてみる。
いい具合に旨味の詰まった汁を吸ったところで「ハゼ天」を食してみるのだが、これがなんとも言えない絶品なのだよ(笑)。
勿論、懸念していたようなクリスピーさはない。
一方の「JKB」は、いつも以上にサクサクとクリスピーだ。
ゲソと紅生姜が織りなす、あのお好み焼きを思わせる絶妙な一体感と味わいが大のお気に入りなのである。
が、それよりも何よりも醍醐味なのは、最後に丼の底へ落ちたゲソの欠片を丁寧に拾い上げ、口の中へ放り込む瞬間だ。
そして食器を返し、この口の中のゲソを噛み締めながら、このまま60メートルは歩いていくのだよ。
これは半ばいつもの癖のようなもので、まあ、往生際の悪いあたしの人間性そのものを表しているようなものなのだがね(笑)。
JKB特有のゲソと紅生姜が織りなす、
あのお好み焼きのような一体感が抜群なのである
[お蕎麦deランチ]
一由そば
東京都荒川区西日暮里2丁目26-8

