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2006年12月23日(土) Tweet
Googleのクリスマスロゴはいくつあるのだろうか。若しくは、GoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)の記録。
午前6時30分起床。浅草は晴れ。
昨日、このブログのタイトル部分と桃知商店(ももち どっと こむ)のタイトル部分を、クリスマス仕様にしてみた。
それは一昨日の夜にみた、Googleのクリスマス用のロゴに刺激を受けてのことだ。
それは恒例の(といっても特別の、なのだけれども)GoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)であり、私はこのGoogleの子供っぽさがとても好きだ。
案の定、ロゴが変わっていた。
なぜカンガルーなのかはわからないが、GoogleのHoliday Doodleは、通常複数存在する。例えば
http://www.google.co.jp/doodle11.html
今回のクリスマスのバージョンも、あとひとつはある(もっとあるかもしれない)ことは、下のURLを見てもらえばわかるだろう。
http://www.google.co.jp/doodle12.html
追記:当サイトの記録
061224:追記 3つ目のいたずら書き。
これはまだまだ続きそうな気配だ。
061225:追記 4つ目のいたずら書き。
Googleのロゴにかけられていたモールが編み上げられ、セーターになった。
Gの文字のところにあったリボンも添えられている。
お父さんへのプレゼントかな?
061225:追記 5つ目のいたずら書き。
■なぞ解き(なぜカンガルーなのか)
編み上げたセーターが、カンガルー仕様(お腹のところにポケットがある――つまり想像界(鏡像段階=へその緒がつながっている)的になっていて、どうやらこれは、母と子の共同作業――3枚目のdoodleの補足・強調となっているようだ。
そしてこの一連のGoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)は、"Happy Holiday from Google"と名付けられて(Ait)いる。
このフレーズにおける"from"は、Googleからの純粋贈与(見返りを求めない贈り物)を意味しているのではないだろうか、というのが今回のポイントだ。
Googleの純粋贈与仮説-普遍経済学的アプローチ。
この純粋贈与は、商品としての「モノ」ではなく、単なる素材(モール=毛糸)として提供されている――例えばそれは、Google Maps APIのように。
そこにユーザーの技術(今回は編み物がそれを象徴してる)が、(それも共同作業的に)加えられることによって、なにかかたちあるもの――つまり純生産、今回はセーターで象徴されている。具体的には、Google Maps APIにおける地図サイト(例えばうちの「浅草グルメマップ」)となる、といっているように(私は)思う。
であればカンガルーは、想像界的な贈与の関係(共同作業)としてのインターネットを象徴しているのだろうし、ここに交換の原理を持ち出す必要もないということだろう。
つまり今回のGoogleのHoliday Doodleは、私たち(贈与の関係としてのインターネット)から見た、私たちとGoogle(純粋贈与)との関係を表徴しているのではないだろうか。
それはGoogleから見れば、逆の関係――つまり、Googleが贈与で、私たちを含むインターネットが純粋贈与ということでもあるだろう。
Merry Christmas.
投稿者 momo : 2006年12月23日 08:15 : Newer : Older
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