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2006年12月26日(火) Tweet
Google Holiday Doodleのカンガルーについて。
昨日の検索ヒット数(ページ別)は227件だったのが、じつにその4分の1強が
「Googleのクリスマスロゴはいくつあるのだろうか。若しくは、GoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)の記録。」
へのものだった。 (今朝―午前9時に確認したら、案の定キャッシュが消えてしまっていて、以下をクリックしても同じ結果にはならないようだ。それはたぶん深夜にこの記事をアップしたせいだろうと思う。これがGoogleの欠点だし、逆に考えればSEO的には責めどころでもあるだろう)。
ももち ど ぶろぐ|Googleのクリスマスロゴはいくつあるのだろうか。若しくは、GoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)の.. | (すべてのキーワード) |
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holiday doodle |
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google カンガルー クリスマス |
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holiday doodle google |
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google holiday doodle |
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google クリスマスロゴ |
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サイトのページが検索された回数をページ単位で集計表示しています。各ページの検索回数を「検索キーワード」別に集計して表示しています。検索エンジンのアイコンをクリックすると検索結果ページが表示されます。 (track wordより)
それは、恒例の――といっても特別な、GoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)の記録として書いたものだが、こんなに反響があるとは思いもしなかった。
ではなぜカンガルーなのかについては、
「Googleのクリスマスロゴはいくつあるのだろうか。若しくは、GoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)の記録。」
に既に書いてしまったのだけれども(じつはロゴが変わる都度、更新をしていた)、ここにも改めて書いておこう(若干内容は違う)。
■なぞ解き(なぜカンガルーなのか)
編み上げたセーターが、カンガルー仕様(お腹のところにポケットがある)――つまり想像界(鏡像段階=へその緒がつながっているを象徴していて、どうやらこれは、母と子の共同作業(絆=共同体)――つまり3枚目のdoodleの補足・強調と、贈与としてのインターネットを表徴しているのではないか、と思える。
そしてこの一連のGoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)は、"Happy Holiday from Google"と名付けられて(Ait)いる。
このフレーズにおける"from"は、Googleからの純粋贈与――見返りを求めない贈り物を意味しているのではないだろうか、というのが今回のポイントだ。
この純粋贈与は、商品(や、出来合いの物)としての「モノ」ではなく、単なる素材・材料――つまりモール=毛糸として提供されている。例えばそれは、Google Maps APIを思い浮かべていただければよいだろう。
そこにユーザーの技術(今回は編み物がそれを象徴してる)が、(共同作業的に)加えられることによって、なにかかたちあるもの――つまり純生産(今回はそれがセーターで象徴されている)を生み出すということだろう。
それはGoogleの場合、(より具体的には)Google Maps APIにおける地図サイト(例えば、うちの「浅草グルメマップ」)となる。
であれば、カンガルーは想像界的な贈与の関係(共同作業=共同体)としてのインターネットを象徴しているのだろうし、ここに交換の原理を持ち出す必要もないのである。
つまり今回のGoogleのHoliday Doodleは、私たち(贈与の関係としてのインターネット)から見た、私たちとGoogle(純粋贈与)との関係を表徴しているのではないだろうか。
それはGoogleから見れば、逆の関係――つまり、Googleが贈与で、私たちを含むインターネットが純粋贈与ということでもあるだろう。
つまり、今回のカンガルーは、贈与若しくはインターネットの表徴だということである。
投稿者 momo : 2006年12月26日 03:17 : Newer : Older
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