FROM MOMOTI.COM

サイボウズOffice10へのバージョンアップをやりませんか。

2019年03月03日|お知らせ


2006年12月23日(土) 

Googleのクリスマスロゴはいくつあるのだろうか。若しくは、GoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)の記録。

午前6時30分起床。浅草は晴れ。

昨日、このブログのタイトル部分と桃知商店(ももち どっと こむ)のタイトル部分を、クリスマス仕様にしてみた。

holiday06_1.gifそれは一昨日の夜にみた、Googleのクリスマス用のロゴに刺激を受けてのことだ。

それは恒例の(といっても特別の、なのだけれども)GoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)であり、私はこのGoogleの子供っぽさがとても好きだ。

holiday06_2.gifそして今朝のGoogle。

案の定、ロゴが変わっていた。

なぜカンガルーなのかはわからないが、GoogleのHoliday Doodleは、通常複数存在する。例えば

http://www.google.co.jp/doodle11.html

今回のクリスマスのバージョンも、あとひとつはある(もっとあるかもしれない)ことは、下のURLを見てもらえばわかるだろう。

http://www.google.co.jp/doodle12.html

追記:当サイトの記録

06122301.jpg 06122300.jpg

061224:追記 3つ目のいたずら書き。

holiday06_3.gifカンガルーが編み物をはじめてしまった。

これはまだまだ続きそうな気配だ。

061225:追記 4つ目のいたずら書き。

holiday06_4.gifGoogleのロゴにかけられていたモールが編み上げられ、セーターになった。

Gの文字のところにあったリボンも添えられている。

お父さんへのプレゼントかな?

061225:追記 5つ目のいたずら書き。

holiday06_5.gifこれでおしまいのようだが、この落ちはちょっとわかりにくい。

■なぞ解き(なぜカンガルーなのか)

編み上げたセーターが、カンガルー仕様(お腹のところにポケットがある――つまり想像界(鏡像段階=へその緒がつながっている)的になっていて、どうやらこれは、母と子の共同作業――3枚目のdoodleの補足・強調となっているようだ。

贈与‐交換‐純粋贈与そしてこの一連のGoogleのHoliday Doodle(お祝いの日のいたずら書き)は、"Happy Holiday from Google"と名付けられて(Ait)いる。

このフレーズにおける"from"は、Googleからの純粋贈与(見返りを求めない贈り物)を意味しているのではないだろうか、というのが今回のポイントだ。

Googleの純粋贈与仮説-普遍経済学的アプローチ。

この純粋贈与は、商品としての「モノ」ではなく、単なる素材(モール=毛糸)として提供されている――例えばそれは、Google Maps APIのように。

そこにユーザーの技術(今回は編み物がそれを象徴してる)が、(それも共同作業的に)加えられることによって、なにかかたちあるもの――つまり純生産、今回はセーターで象徴されている。具体的には、Google Maps APIにおける地図サイト(例えばうちの「浅草グルメマップ」)となる、といっているように(私は)思う。

であればカンガルーは、想像界的な贈与の関係(共同作業)としてのインターネットを象徴しているのだろうし、ここに交換の原理を持ち出す必要もないということだろう。 

つまり今回のGoogleのHoliday Doodleは、私たち(贈与の関係としてのインターネット)から見た、私たちとGoogle(純粋贈与)との関係を表徴しているのではないだろうか。

それはGoogleから見れば、逆の関係――つまり、Googleが贈与で、私たちを含むインターネットが純粋贈与ということでもあるだろう。

Merry Christmas.

投稿者 momo : 2006年12月23日 08:15 : Newer : Older

このエントリーのトラックバックURL

https://www.momoti.com/mt/mt-tb.cgi/581