11月8日の遅めのランチは、行こう行こうと思いながら、なかなか行けないでいた麺屋武蔵江戸きんに寄ってみた。
混んでいる、と聞いていたが、午後2時を過ぎていた故(せい)か、並ばずにカウンター席に座れた。
選んだのは、いつものように発券機の一番押しやすいところにあったあじ玉らー麺。つけめんにも惹かれたのだが、二日酔い気味でスープを飲みたかったのである。
カウンターの中の従業員は威勢が良い。私には少々五月蠅く感じるのだが、まあいいだろう。
待つこと暫し、運ばれてきたラーメンはじつに美しい姿をしていた。この店のラーメン文法が機能しているのであろう。
まずはスープを一口。
これは難しい味だな、と思う。
勿論うまい。しかしその旨さが複雑すぎて、なにがなんだかよくわからない。なにをどうしたらこんな味になるのだろう等と考える気にもなれない。
そして麺を食べる。
これは素直に凄いな、と思う。太麺と言ってよいのであろうそれは、プチプチ、ぷりぷり、もちもちなのであって、口の中ではじける。喉越しもよい。
私は保守的なラーメン好きなので、この手のニューウェイブはどうかな、と思っていたのだが、結構はまるかもしれない。
麺屋武蔵 江戸きん (ラーメン / 浅草)
★★★★☆ 4.0
台東区浅草1-2-3 浅草プラザホテル1F
03-3843-3634
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