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玉子チム（ケランチム）
ソウル食堂
28日の昼餉（ランチ）は、暑いときには辛いものだよね と、あたし的韓国家庭料理浅草ナンバーワンのムグンファに、スンドゥブチゲ（豆腐チゲ）を食べに出掛けたのだが、ムグンファはあいにくと休み。しかし、すっかり韓国式になってしまった胃袋は押さえがきかないわけで、5丁目のソウル食堂へと踵を返した。
ソウル食堂は、千束通り沿いの末っ子と韓国園の間の路地を入ったところにある。その佇まいは、一見さんは入りにくいかもしれないが、ドアを開けたその先は、アットホームというか（裏浅草的にだけれども）、かなりこなれた韓国食堂なのであって、あたし的にはストライクな安心感に溢れている。メニューも多く、どれもが安い（ランチの定食は600円）。
玉子チム（ケランチム）
家人は予定通りスンドゥブチゲ、あたしは、ちょっと浮気の虫が働いて、玉子チム（ケランチム）を頼んだ。
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スウンドゥブチゲ 玉子チム
玉子チム（ケランチム）というのは、韓国式茶碗蒸しなわけで、辛い料理の多い韓国料理の中では珍しく、塩味と出汁のうまみと玉子の甘みで食べる渋い料理だ。つまり辛いのが苦手なあたしは、おかずで出てきたキムチをメインにご飯を食べ、箸休めのようにケランチムを食べたのだが、これは玉子好き（ふにゃふにゃ系）にはたまらないぜ。
