桃知商店よりのお知らせ

上場企業の破綻は戦後最多の30社―麻生さんはただ単に頭が悪いだけじゃないのか。

東京 26日 ロイター] オリエンタル白石は26日、会社更生手続きを東京地方裁判所に申し立て、受理されたと発表した。負債総額は約605億円。

景気悪化を受け金融機関からの借入・借換が困難となり、11月末の資金繰りのメドが立たない状況になった。同社に事業内容や資金繰りを依存している子会社のプロテック(東京・千代田)とタイコー技建(さいたま市)も、同じく更生手続の申し立てを受理された。今後は、裁判所選任の保全管理人が事業の経営と財産の管理をし、その指導の下で再建を図るとしている。

オリエンタル白石の筆頭株主は同社株式16.56%保有の太平洋セメント、2位株主は同7.15%の新日本製鉄などとなっている。


午前6時起床。浅草はくもり。朝一番に目にしたニュースはオリエンタル白石の破綻の知らせ。そこにはあたしの友人がいたはずで何か他人事ひとごとでもない。

これで上場企業の破綻は、戦後最多の30社となった(らしい)。つまり今は、戦後最も(日本の)経済構造再編圧力が強い時代だということができるのかもしれず、構造改革なんていうのは、市場にさらされた世界では、政治的にとやかくやる必要もないことを証明している(たぶん)。

それは市場の調整機能は強烈に機能するということの証明にすぎないのかもしれず、今、世界中の政府は、この市場の動きに抗しようとあれこれやっている(市場原理を飼い慣らすのは難しい)。

隠れ「公共選択学派」(リバタリアンだということ)かもしれないあたしは、極力政府に依存する生き方はしないようにとしていたりするのだけれど(だから「街的」なのだが)、この不安定さは、しばらくは続きそうで、町内会が機能不全な今、依って立つ地面は政府がつくるしかないのもたしかだ。

麻生太郎それが不安定なら「みんな」も不安定なのであるし、不安定な「みんな」が考えることは、他者ひとの不幸を喜ぶことぐらいでしかなく、それはますますろくでもない世の中を加速しそうなことで、町内会の破壊はさらに加速する。

つまり、隠れリバタリアンであることを自白した口も渇かないうちに、あたしは政府の仕事に依存するしかないヘタレであると云わなくてはならない。

けれど肝心の麻生さんと云えば――あたしは今まで極力悪口を書かないようにしてきたけれども――、相変わらずの語彙不足なわけで、あたしはこの人は、ただ単に頭が悪いんだと思うようにしている(語彙のない人はデコードもエンコードもできないので想像力が働かない、オタク的以外には)。

これも日本の劣化だと思いますね。今の政治状況を見ても、政治家は非常にプアになってきた。指導原理がなく、頼りない。(@野村総一郎

Track Back [1]

オリエンタル白石

上場企業の破綻は戦後最多の30社―麻生さんはただ単に頭が悪 ... [ 東京 2... 続きを読む

このページの上部へ

プロフィール

桃知利男のプロフィール

サイト内検索

Powered by Movable Type 5.2.13