ももちどぶろぐ｜岐阜の富有柿

2019年03月03日｜お知らせ

2006年11月20日（月）　 Tweet

岐阜の古田さんより、立派な富有柿をたくさんいただいた。ありがとうございます。それはそれは立派な柿であって、まさに大垣（おおがき）なのである。（違うか）（笑）

柿は二日酔いに効く果実だと、若い頃に聞いたことが、脳みそのどこかに鮮明に書き込まれていて、酒飲みである私は、柿を好んで食べている――つまりちゃんと対価を支払い、購入して食べているということ――ので、大変ありがたい贈り物なのである。

「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われている程、柿にはいろいろな効用があるらしいが、それはさておき、柿の色付きを「赤くなる」と表現していたのは、今となってはなにか懐かしい。

今ならさしずめ「柿色」とでも表現するのだろうが、しかしその表現もひどく抽象的で心許ない。柿の色をひとことで表現すればやはり「赤」なのかもしれないなと思う。

その赤い柿も、子供の頃に食べていたものとは比べ物にならないぐらい立派な「果物」になり、自宅で渋を抜いり、干し柿をつくることもなくなった。それは悪いことではなく、人間の自然への贈与に対する、自然からのお返しである。

Tags: 岐阜県 , 柿

投稿者 momo : 2006年11月20日 00:34 : Newer : Older

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