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2019年03月03日|お知らせ


2006年12月05日(火) 

タクシーのバンパーに前蹴りをくらわした男の気持ちはわからぬでもないが。

今朝、上野駅までいくのに、タクシーをひろおうとして、うちの向かいのam/pmの前に立っていた。空車はなかなかこない。

それはいつものことで、朝の通勤時間帯は、タクシーをひろうのは意外と難しい。そもそも(この時間帯は)流しているタクシーの量が少ないように思うし、またタクシーを使う客も多い。通り過ぎるのは実車ばかりで、空車はなかなかみつからない。

そんなもので、ようやく空車がみえて、それに狙いを定めていても、ひょっこり先客が現れたりして、鳶に油揚げをさらわれる状態になることも度々ある。しかしそれは、じつはたいした時間ではなくて、5分も待てば必ずタクシーはつかまるのであって、まあ、それが東京というところなわけだ。

今朝もそんな日常であり、いつものようにタクシーはひろえず、ようやくあらわれた獲物も、先を見れば浅草寺病院の前あたりに、男の客が俺の獲物だといわんばかりに待ち受けていたりする。

ああ…、と私は少し落胆したのだが、それもも束の間、タクシーはその男のところにではなく、そのちょっと手前でとまった。よくみると、その男の少し前には、女性がいて、タクシーはそこでとまたのだ。

たぶん女性客は、その男よりも後から来てタクシーをつかまえてしまったのだろうが、まあ、これもよくあることで、東京でいちいちこんなんなことで頭にきていたら、ストレス過多で胃潰瘍にでもなってしまう。

つまり、こんなときはあきらめて次の車を探すに限るのだ。経済合理的にもね。(笑)

しかしタクシーを横取りされた男は、よほど腹に据えかねたのだろう。走り出そうとするタクシーの前に、タイタニックよろしく両手を広げて立ちはだかったのである。

そしてタクシーがとまるやいなや、バンパーに前蹴りを一発かますと、運転席側ににじり寄り、なにやらわめきはじまた。運転手は車を左に寄せて止まり表にでてきた。運転手が誤るのかな、と思えばさにあらず。運転手と男は、朝のあわただしい言問通りの路上で、つかみ合いの喧嘩をはじめてしまった。

私は、感情は理性じゃ抑えきれないのよ、とかなんとか思いながらそれをみていた。そしたら、この騒動の張本人である女は、ようやく私のためにやってきた、次のタクシーを(私から)横取りして、さっさと騒動から逃げ出してしまった。(なんと賢い女だろう)

直ぐに次の車がきて、私はそれに乗ることができたので、この後はどうなったのかは知らない。

Tags: タクシー

投稿者 momo : 2006年12月05日 11:39 : Newer : Older

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コメント

ははは、実に要領のいい女性ですね。

投稿者 とどさん : 2006年12月05日 17:38

>とどさん

>実に要領のいい女性ですね。

まったくです。(笑)
かなわないなと思いましたよ。

投稿者 momo : 2006年12月08日 10:26

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