桃知商店よりのお知らせ

「おはようございます」でガムをもらったはなし。

午前7時30分起床。浅草はくもり。

昨日のことだ。朝方、移動のために(いつものように)ampm観音裏の前でタクシーを拾った。そしていつものように、「おはようございます。上野駅までお願いします。」と行き先を告げた。

少し走り出して、ドライバー氏は、「真っ直ぐ行きますか、それとも国際通りから……」とこれもいつものように尋ねながら、おもむろに未開のガムをひとつ「どうぞ」とよこした。

ガムを1枚というのは今までもあったけれども丸々ひとつである。私は「いつもこんなにサービスしているんですか」と尋ねると、「いやね、朝から"おはようございます"って乗ってくるお客さんはうれしいじゃないですか」と、「そんな客は滅多にいないんですよ」とドライバー氏は答えた。

私は「そんなもんかい」と答えたが、まあそれが営業トークだとしても、日常の挨拶をして褒められるというのも、なんだかな、なのである。まあ、私はうれしかったのは言うまでもまいが。

Comments [3]

No.1

私も以前、嵐の翌朝、長岡でタクシーに乗り、
「おはようございます、●●大学までお願いします。今日は晴れましたね!」
といったら、買ったばかりのアツアツの缶コーヒーをいただきました。
自分で飲むのに2本買っていたようだけど、
褒められたというより、気分よくて、その分け前くれた.....という感じで
ありがたくいただきました。(^。=)

No.2

>うどん星人二合さん

挨拶というのは、無駄な争いを起こさない円滑剤のようなものだと感じています。
私は無駄な争いにエネルギーを費やすのが嫌なので、最初から白旗揚げているようなものかもしれません。(笑)
まあ、それよりも、自分が気持ちよいからなのですがね。

No.3

先日読んでいた本(「身につけよう!江戸しぐさ」越川禮子)によれば、

「おはよう」は、

『これから始まる一日はどんな事があるかわからない時点で、朝早くの真っさらな自分のこころの状態を伝え、「あなたにとっていい一日であるように」と願う言葉』

なのだそうです。
Give Upの「白旗」というより、「真っさらな自分のこころの状態」を表す「白旗」かもしれませんね。
その方が粋ですね。(笑)

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