今日のランチは給食だった。
これは近所の小学校で行われた「ふれあい会食会」でのことで、「ふれあい」とは、おじいさんとおばあさんとのふれあいである。
しかし私は孫がいるわけではない。
参加できない方がおられたので、ピンチヒッターとして参加させていただいたのだ。
今日のこんだて
- とり五目ごはん
- 魚のてりやき(メカジキ)
- 菊入り煮びたし
- みそしる
- 二色ゼリー(牛乳と葡萄100%ジュース使用。カンテンで固める)
- 牛乳
学校給食なので「生」はない。すべて火が通っている。
「だし」もちゃんととってあり、うまみ調味料はつかっていない。
とり五目ごはんとみそしるが抜群にうまい。(繊維質の多い野菜が多い)
私たちが小学生の頃とはわけが違うな、と思う。
自慢じゃないが、私は脱脂粉乳で育った世代である。
チクロやサッカリンは友達だった。
給食で米が出た記憶は殆どない。いつも味気ないパンをかじっていた。
サプリメントのはしりである肝油を毎日食べていた。
今は、週に3回はご飯なのだそうだ。そのためメニューも和風のもが多いとのこと。
いいじゃないですか。(日本人なら米を食え!である)。
「食育」という言葉があるが、食べることは身体(脳みそもだね)をつくることだし、文化を継承することでもある。
私は、(食べることは)勉強すること以上に、大事なことだな、と思う人だ。
そんな私は、管理栄養士様のお話には、いちいち納得させられるのである。
しかしだ、そういう私の味の決め手は、悲しいかな「味の素」なのである。
それはどうしようもない私の育ちの故(せい)である。
そういうことも含めて、今の子供たちは幸せだな、と思った時間だった。