桃知商店よりのお知らせ

北海道で暮らすコスト―寒冷地手当若しくは石炭手当、石油手当、暖房手当、燃料手当。

需要曲線と供給曲線
需要曲線と供給曲線


午前6時起床。岩見沢は晴れ。

朝から携帯が行方不明であたふた。

浅草-岩見沢大捜査網を張ったところ、昨晩お世話になった「」さんにあった。

先ほど、俵のマスター→松浦建設さん経由で戻ってきた。

感謝!なのである。

石油コスト

さて、北海道には足繁く通っているわけだが、そこで感じるのは、北海道で住むことは、石油コストとの戦いだな、ということだ。

まず、移動には自動車が必需であるし、長い冬には暖房がなくてはならない。

岩見沢のような雪の多いところでは、除雪・排雪は毎日の仕事だが、それには重機の燃料としての石油も必要なのである。

つまり今年の冬は、原油高の影響で生活コストは必然的に高くなる。(救いは温暖化の影響か、今年の岩見沢は嘘みたいに暖かい、ということだろうか。岩見沢はまだ雪が降っていない)。

寒冷地手当、石炭手当、石油手当、暖房手当、燃料手当

北海道には寒冷地手当にあたる、石炭手当とか、石油手当とか、暖房手当とか、燃料手当と呼ばれる手当がある。

勿論、企業が従業員に支給するものだ。

その昔は、石炭の現物給付であったらしく、ある日ダンプがやってきて、庭先に石炭をどかっと置いていったそうだが、今は勿論現金支給で、一冬1500から2000リットル分の灯油代を支給しているらしい。

この灯油価格を変動相場性にしていると、灯油の値段で支給額が毎年変わるわけだ。

原油価格はここのところずっと値上げ基調であり、その値上げ幅によっては企業の負担も馬鹿にならない。

ガソリン代もそうだし、重機の燃料代も企業経営を圧迫する。(それは末端になればなるほどに)。

公共工事全盛の時代ならともかくも、今や北海道の公共工事は全盛期の4割程度しかない。市町村発注のものはほぼ絶滅危惧種状態なのである。

そういう中でも地場の雇用を支える(つまり地方に住む人々の生活を支える)公共事業-中小建設業の役割というものは、けっして小さくはないのだが、その辺の理解(世の中、効率化とか合理化だけを推し進めれば、どこかにそのしわ寄せはやっくる――それは多くの場合〈私〉自身にである)もまた絶滅危惧種なのであるな。

Comments [3]

No.1

携帯電話見つかってよかったですね!

燃料費の高騰は間違いなく生活や経済に悪影響はでるでしょう。我家でも妻から贅沢品の購入は先送り指示が出ました。
プラズマTV+5.1chサウンドシステムが欲しかったのに・・orz

No.2

>カルゴンさん

円高になってきましたね。
石油コストが少しでも下がればと思います。
FXなんてやっていたら、大損ですが……。

No.3

始めまして大阪から発信しています。
年金者ですが、好奇心が強く北海道も観光では良く訪れますが、一度本気で北海道に住んでみたいと思っています。
子供達は片付いて今は独身です。
札幌あたりに2DKか2LDKあたりの賃貸住宅で暮らすと一冬の
燃料費はざっといくら位掛かりますか?
暖房の仕方によりますが普通に考えてどれくらいでしょうか?
誰か教えてください!お願いします。

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