午前5時30分起床。浅草は雨。昨日の夕餉はあたしの担当だが、面倒臭いと外食にしてしまうのは街中暮らしの常だ。しかし最近は外食が続いていたこともあったので、今回は自分でつくることにしたのだ。メニューは悩んだ末のオムハヤシ。イメージはもちろんグリルグランドのオムハヤシである。(そういえば引っ越してからグランドさんに行ってないなぁ)。
ハヤシソース
ハヤシソースの作り方は、昨年、台東区生涯学習ラーニングスクエア「男の料理」で教わった通り。違うのは具材として筍の水煮をスライスして入れたこと。これはグランドさん流なのだ(記憶違いでなければ)。タケノコを入れると、食べていてアクセントがあって楽しいのである。まずはハヤシソースをつくっておく。
バターライス
ハヤシソースは簡単にできるのだが、今回の問題はライスなのである。最初は細木数子風オムライスにしようか、とも思ったのだ。が、ハヤシソースで牛肉を使っているし、チキンライスをくるんだオムライスだと、くどくなりそうなので、あっさり加減のバターライスにすることにした。
材料
- バター 大さじ2程度
- ニンニク ひとかけ
- タマネギ 1/2個
- 炊きたてのご飯 3合
- 塩・コショウ 少々
- 炒り白ごま 少々
作り方
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フライパンを熱し、バターを大さじ1/2程度溶かし、みじん切りにしたニンニクを炒める。
- 次いで、みじん切りにしたタマネギを加え、塩・こコショウしてさらに炒める。
- タマネギがキツネ色になったら、ボールに移した炊きたてのご飯に、残ったバターと炒めたニンニクとタマネギを加え、炒り白ごまを加えて混ぜ合わせる。
これで、バターライスはできあがり。つまりご飯はフライパンで炒めないのである。超簡単! これだけでもかなりうまい。
このバターライスを、皿にこんもりと盛り、一人前卵二つでオムレツをふにゃふにゃにつくって上からか覆いぶせる。
ご飯の熱で卵が固まるので、ふにゃふにゃ系を追求するなら、かなりふにゃふにゃにオムレツはつくっても大丈夫だ。
そして周りにハヤシソースをかけまわせば、立派なオムハヤシのできあがりである。食べてみるとじつにうまい! 家人の評価も過去最高ぐらいによかった。なのでちょっと自慢なのである。