桃知商店よりのお知らせ

せんば自由軒のインデアンカレー(レトルト)。

インデアンカレー
せんば自由軒のインデアンカレー(レトルト)


インディアンカレー

せんば自由軒のカレー(レトルト)午前6時50分起床。浅草はくもり。せんば自由軒のインデアンカレーを食べた。といっても、大阪へ出向いたわけもなく、これはレトルトであって、今年の初めに、ねぇさんからいただいたものだ。

レトルトであることをいいことに、日持ちするわ、と"保留"状態が続き、そのうち記憶からも消えていたのだが、片付けものをしていたら出てきたのだ。ねぇさん、すまねぇ。

このカレーは全国的に有名で、あたしも何度か(TV村的に)見たことはある。しかし食べるのは初めてだ。

東京にも店があるので、本来なら、そこまで出掛けて食べるのが筋の通った「街的」ということなんだろうが、あいにくとあたしは、カレーはオリエンタルマースカレーが世界で一番うまい人なので、カレーの外食は滅多にしない。

蕎麦をたぐるように食べることのできるカレー

このカレーをつくるのは簡単だけれど、ポッチャンカレーのように温めておしまいというわけにはいかない。レトルトパックに入ったカレーをフライパン移し、温め、ご飯を入れかき混ぜる。ちょっとした料理気分は味わえる。

皿に盛ったら中央部を窪ませ、そこに生卵を割って乗せ、ウスターソースをかけて食べる。「ソースをかける」にウケてしまったのは、子供の頃、母親のつくった色の薄いカレーには必ずソースだったからで、これは船場「パトリ」の食べ物なのだけれど、基底は同じかな、と。

勿論これを食べているあたしは「異邦人」でしかなく、〈うまい/まずい〉を、評論家宜しくいうのは筋違いだし(勿論うまいけれど)、本場でこれがどのように食べられているかも知らない。

ただこれは、せわしなく働く、商人(若しくは自営業者)の食い物じゃないのか、との思いが強くなるのは、あたしらが蕎麦をたぐるように食べることのできるカレーだからだ。その意味でこれは「街的」なものなのだろうが、しかしそれは、店で食べてこそのものだろうな。

Comments [2]

No.1

忘れた頃に食べる、のがレトルトの正しい食べ方です(笑)

桃さんの写真は自由軒で食べるカレーそのもののような感じで、
これで横にスプーンがつかった水の入ったコップがあればパーフェクトです(笑)

こういうもんはお行儀なんて関係なく
ぐちゃぐちゃとかき混ぜながら食べるのが美味しいですね。

No.2

自由軒、懐かしいです。

私にとって「街的」な店です。

せんば自由軒は繊維問屋やアパレル小売のぎっしり入ったビルの地下にあるので最強おかん軍団を掻き分けてたどりついてこそ「カレーとカツのコンビ」がおいしいし、難波の本家は白い昔の百貨店の食堂にあるようなテーブルで店のおばちゃんに「あんたらビールおいしそうに飲むわね!」と声をかけられてこその「名物カレー」の味なのですね。


ちなみにレトルトを地方発送し東京にも店を出したせんば自由軒は難波自由軒のノレンわけですが「現在は無関係」だそうです。
ふーん・・・。

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