ロイターのオンライン調査これはロイターの小技なのだが、「福田康夫首相が突然の辞任表明。次の総理を選べるとしたら誰がよいですか。」というオンライン調査を興味深く見ていた(ロイターのサイトの右サイドバーにある)。

この調査の信頼性はかなり低い(同じ人が何度も投票できてしまう)し、記述ではなく選択なので、選択範囲は人為的に絞られている。けれど、「みんな」の意見を(ある程度は)知ることができるだろう。


今朝(2008年9月8日午前7時時点)の結果をみればこんなものである。

麻生太郎自民党幹事長  (2419票, 24%)
小沢一郎民主党代表  (2651票, 26%)
小泉純一郎元首相  (1563票, 16%)
岡田克也元民主党代表  (766票, 8%)
小池百合子元環境相  (1364票, 14%)
その他・該当者なし  (1320票, 13%)

開けてみれば「ある程度」とは「予想通り」と同義でしかないわけで、小沢さんのトップは自民党への批判票か。小沢さん個人への支持がこんなに高いとは(あたしは)思わないし、民主党の今の支持率を考えればダントツのトップのはずだろうし。自民党のリセット効果が効いているように思える。

麻生さんは暫定トップというところでさておき、小泉さん(復帰待望論)は相変わらず強いな、と感心する。懲りていない人が多いのは知っているけれども、数値で出て来ると今更ながら嫌になる。この人の嫉妬の政治は、今の時代には、人間の悪いところばかり引き出してしまう。

小池さんの票も予想を超えていて、この人が自民党総裁で総選挙を戦うのも、この際だから面白いかも知れないな、と思ってしまうのはやけくそか。まあ、小池さんは小泉さんの正当な後継者ということになるのだろうし、あたし的にはご遠慮願いたいのだがどうなるのだろうか。岡田さんは……なんだかよくわからない。ということで、午前6時起床。浅草は晴れ。