自動掃除機 ルンバ ハローキティモデル自動掃除機 ルンバ ハローキティモデル

あたしは、基本的に(仕事部屋だけは)存在することの習慣として毎日自分で掃除していて、その都度、小さな掃除機が唸りをあげていてる。それは限りなく美しくない姿である(たぶん)。

掃除に美しいも美しくもないだろう、といわれればそのとおりなのだが、江戸箒を使うように、もっと粋に掃除ができないものか、と思うのだ。長屋のようなところに住んでいるあたしだからこそ、尚更にそうなのであって、今の掃除機は、全てが過剰な機械なのである。


一方、世の中にはへんなモノのがあって、それが自動掃除機というものだ。それはロボットであることで、けっして粋な存在ではないけれど、勝手に床掃除をしてくれる"けなげ"な存在なのである。

上の写真は「自動掃除機 ルンバ ハローキティモデル」(http://www.irobot-jp.com/roomba_kitty/)で、そんな"けなげ"が、キティちゃんをまとってしまったハイブリッドだ。

欲望の対象

あたしはじつはこれが欲しい。本気で買おうかと思っていたりする。それはもちろん掃除が楽になって便利だからだけれども、これが、あたしの狭い部屋を、こちゃこちゃと動いているのを想像するのはなんかいい。あたしが部屋にいる間中、そのへんにひっかかりながら、勝手に動いていてほしい(ホントは留守の間に動かすモノなのだろうが)。

その欲望は、掃除機の域を超えているのはたしかであって、いってみれば、掃除機型のペットロボットへの欲望ということだろう。そう、あたしはペットを飼えない環境に住んでいて、ほんとうは猫を飼いたいのだけれども、それができない抑圧がある。

とすると、この自動掃除機 ルンバ ハローキティモデル は、猫の機能代替えとしてのあたしの欲望の対象に違いないのだが、まあキティちゃんは猫なんだから、それでもいいのかと妙に納得したりするのである。 [PR by ブログタイムズ]