ThinkPadX30 Enterキー破損午前7時起床。浅草はくもり。(道具として)これを超えるNote PCがこの世に存在していないのである――ということで、出来る限り大切にして長く使う予定ではいるが、さてどうなることか。

と、2007年5月13日と書いたThinkPad X30だけれども、キーボードのEnterキーが壊れてしまった。


それでどうしたのかというと、今朝一番の仕事はキーボードの交換だったのであって、このエントリーは何事もなかったように、何時ものThinkPad X30で書いている。

道具はモノであるので、使っていれば壊れる。特にノートパソコンのEnterキーは壊れやすい。ノートパソコンのパンタグラフ式のキーが壊れたら、その対策はキーボードの全取り替え(交換)しかないわけで、普段の対策は、代替え機を準備して置くことと、交換用のキーボードを準備して置くことである。あたしはその両方を履行している(こういう古いマシンのユーザにとって部品の調達はやっかいなものだが、ヤフオクの存在はありがたい)。

道具は、修理することで、道具としての寿命がまた延びる。道具は単純な消費とは違うのか、長く使うことによって身体に馴染む、というか身体がその感触を覚えてしまうことで道具なのである。

使い慣れたピッチと沈み込みのキーボードに指をのせると、いつもの感覚が戻ってくる。あー、これだよね、と。そしてまた大切に使おうという気持ちがわいてくる――年寄りの感想だ。

追記:緊急用のキーボード

Lenovo ThinkPlus USBトラベルキーボード ウルトラナビ付 [31P9514]キーボードが壊れたときの緊急用として Lenovo ThinkPlus USBトラベルキーボード ウルトラナビ付 [31P9514] を準備した。

文字入力に問題はない(というかこれしか使えない)。

X30 で使う限りトラックポイントも問題なく使える。

少々うすっぺらなキータッチが気に入らないが、まあ、ストレス無くタイピングできる。