大根寿し かぶら寿しと大根寿し
四十萬谷本舗の大根寿しとかぶら寿し


午前9時30分起床。浅草は晴れ。痛風発作は小康状態で、痛みにも慣れてしまったのか、それとも今まで眠れないでいた分を取り戻したのか10時間近く眠った。

大根寿し大阪のねぇさんから、金沢は四十萬谷本舗しじまやほんぽかぶら寿しと大根寿しをいただいていた。

本来なら、酒が呑めるようになるまでとっておこうと思っていたのだが、どうにも我慢がならず、大根寿しを開けてしまった。お茶請けである。w

かぶら寿しはお殿様、大根寿しは庶民御用達※1らしいが、下級だろうがなんだろうが、恐ろしくうまいものであることは先刻承知。

大根とニシンを麹という蝶番で結びつけたこのハイブリッドにかなう漬物はほぼ世の中にはないのである(ムグンファのキムチぐらいか)。

しかし問題はニシンなのだ。ニシンはプリン体の多い食べ物ということになっている。つまりあたしのような人間は食べ過ぎてはいけないのである。ましてや今は発作の真っ最中である。

であれば食べ過ぎなければよいのである、という結論を導き出すのにたいして時間は要しない。つまり半分だけ食べたのだ。いいのかこんなんで、と思うのだがいいのである。今更食事のことを考えてもどうしようもないのだけれど、とりあえずちゃんと考えて食べなくてはならないと思うのは一過性でありそのうち乱れる。乱しているのは他ならぬあたしなのだけれども。

かぶら寿し2009年1月3日追記;かぶら寿しを食べる。 

※注記

  1. 「大根寿し」とは・・・
    特産の大根と北海道で干しあげた鰊を麹に漬け込み、じっくり熟成させたものです。
    江戸時代に冬のご馳走として生まれた「かぶら寿し」の弟分といえます。
    昔、かぶら寿しはお殿様の食べていた高級品でした。
    そこで、庶民が考えたのが「大根寿し」です。
    かぶらの代わりに安く手に入る「大根」を、高級ブリの代わりに良く獲れた「鰊」を・・・。
    四十萬谷本舗は、金沢の家々に伝わる庶民の味を代々受け継いでいます。 from 四十萬谷本舗HP