モモログ

カレー南蛮そば玉子落とし　650円

午前6時40分起床。浅草はくもりから晴れ。温かくなってきたので、仕事は2台のパソコンに任せ雷門のJTBへでかけて来週の旅の準備をする。帰りがけ昼飯にしてしまおうと、2丁目の翁そばへ寄る。

この蕎麦屋はうちの近所だと大三に似た雰囲気だけれど、店の匂いが違う。なぜ香りが違うのかといえば、翁そばには天ぷらがないからで、あのごま油の香りがしないのである。その代わりカレーの匂いがするのは、ここのカレーそばとかカレーうどんのファンが多いことを物語っている。

あたしはカレー南蛮そばの玉落とし（ぎょくおとし）を注文する。つまりはカレー南蛮そばに玉子が入っているものという意味であるが、ここでは玉落としなのである。このプロレスの技のようなオプション名指しは、店の正式名称なのかどうかは知らない。品書きにそう書いてあるわけでもない。けれども客はそう注文するのである。

平打ちのそば＋濃い汁＋カレーである。気取って食う蕎麦ではないが、文句なしに正しいそばである。そばとかうどんで昼餉をとるというのはこういうことである。店は狭いので相席は当たり前。食ったらさっさと席を空けるのも「街的」の流儀。