浅草でブラックと云えば快楽亭ブラック師匠なんだろうが、福島県郡山市ではスープの黒いご当地ラーメンを「郡山ブラック」と呼ぶらしい。
あたしは、今は店を閉めてしまった「ますや分店」(清水台にあった)で何度か「郡山ブラック」(と当時は呼んではいなかったと思うが)を食べた経験があって、その黒い姿にけっこう惚れ込んでいた。とはいっても黒いのは醤油のせいだし、なにが特別うまいというわけでもないのだけれども。
郡山駅前は相変わらずのさびれようで、今の時代の地方都市を象徴してしまっていた。そんな中、駅前を探索していたら「ますや本店」の看板をみつけてしまったのだ。
「ますや」と云えば、これは「ますや分店」の子孫だろう、ということで、とりあえず店に入ってみる。
ただ入るだけでは申し訳ないというか怪しいヤツでしかないわけで、とりあえずビールならぬ、とりあえず中華そばを頼むのは当然の成り行きである。
出てきたラーメンみれば、たぶんこんなのだったよな、といういい加減な記憶しか蘇らない。チャーシューはたしかに薄くて広かったように思うが、麺はストレートだったけか?なのである。
食べてみてもたぶんこんなだったよな、といい加減な記憶はさらに加速しながら分散してしまい、あーあたしは馬鹿になったのだなと思うのだが、結論を云えば、たぶんそうだ(なにがそうだなのかもよくはわからない)なのである。ということで午前7時起床。郡山はくもり。寒い。
ますや 駅前店 (ラーメン / 郡山) |
地図データは後程 |
Comment [1]
No.1あだちさん
駅前のますやは分店の流れではなく、一度廃業した本店の流れです。
分店の店主とは残念ながら関係ありません。
本店の人に教わったそうで、分店の方は教えてないそうです。
(逆に店を出す前に教わりにも来なかったそうです)
ますや分店のスープより塩気が少なく、現代っぽい味付けになっています。
以上、ますや分店の近所の住人からでした。