アルクのキクタン
アルクのキクタンで英単語を学ぶ
http://www.success-corp.co.jp/software/psp/kikutan/


午前5時起床。浅草は晴れ。先に試用を始めたことを紹介した※1 アルクのキクタンだが、順調に遊んでいる、ではなく、順調に学習は進んでいる。このPSP版ではひとつの単語を覚えることが三重構造になっていて、

  1. Lesson1 ワード(単語)
    まず単語をチャンツで聞きながら表示される単語を目で追う
  2. Lesson2 フレーズ(句)
    読んで覚える
  3. Lesson3 センテンス(文)
    比較的長い例文を文章として聞く

を繰り返すのである。と書くと単調な暗記行為の繰り返しに思えるかもしれないが、それなら「順調に学習は進んでいる」にはならないのである。仕事の合間に覚える英単語なのである。根を詰めてやる気はさらさらないのだ。

なのでそこはPSPであることの面白さ、なのであるな。ゲームのように学習は進む。というか学習することが、「世界一周の旅」ゲームのようになっている。

ひとつのLesson が終わると問題が提出され、ちゃんと覚えたかを確認できる。

問題に答えていくと燃料がたまり、次の国、つまり次の Lesson へ進めるのである。

ひとつのLessonで覚える単語は16個。多くもなく少なくもなく、ちょうど良い。

そのちょうど良さというのは、つまり仕事の合間の息抜きに、ゲームのように遊べる(学べる)手軽さということだ。

学習は手軽でいいのか、というご意見もあるだろうが、いいのである。あたしぐらいの歳になると、必要なのはなによりも継続なのである。今更英語で身を立てようなんて野望はない。インターネットで英文がフツーに読めれば良いのである。

ましてや全然読めないわけではないのである。錆び付いた脳みそに油を差しているのだ。もちろん知らない(忘れていた)単語やフレーズはデータベース化される(使えばだけれども)。あたしの世代ならそういう使い方になるはずだ(たぶん)。

あたしが英語学習(というよりも単語の暗記)をまじめにやった頃、つまりは今から35年ほど前のことだけれども、英単語は円いリングで閉じられた単語帳に自分で書いて、それをめくりながら覚えたものだ。その表/裏の世界が蘇る。

しかしあの頃は、自分で単語とその意味を書き写すだけでも厭になったものだが、それが今はPSPで、音楽までついている。調子にのって電車の中でも使っている。各駅停車でも解釈は快速なのである。

※注記

  1. アルクのキクタン―インターネット時代に英語を学ぶとは?必要なのは読む能力なのか? 参照

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