北海道そば幻庵の海鮮かき揚げ丼セット
北海道そば幻庵の海鮮かき揚げ丼セット
ふつうは付録のそばは小さいサイズのはずなのだが
ここでは両方とも単品のボリュームででてくる
ちなみに海鮮かき揚げ丼の単品をオーダーすると小さなお椀にそばがでてくる
曰く、味噌汁代わり
 撮影したカメラ SO905iCS +Orton風 by Picnik 


これは7月21日の昼餉ランチであって岩見沢建設協会の菅田局長に岩見沢市六条の北海道そば幻庵にお連れいただいたのだ。「北海道そば」というのは聞き慣れない名指しなのだが、要は北海道産のそば粉を使ったそばという理解でいいのだと思う。

北空知は蕎麦の名産地なのだが※1、 「蕎麦の産地」という名指しは農業的には厳しい土地であることを表徴してしまっている。けれど浅草に棲んでいるあたし的には、蕎麦は(ある意味)米よりも馴染みの穀物であり、蕎麦を地産地消できる空知を(ある意味)うらやましく思うのだ。

ただあたしらにとっての蕎麦屋とは、昼飯をたべるというよりも、日の高いうちからちょこっとだけ酒を呑むところであって、蕎麦味噌とか焼き海苔で熱燗でも呑み、最後にずすっと蕎麦を手繰る。※2

そういう蕎麦屋の使い方は、車社会(というか自家用車社会)である北海道には根付かないのだろうなとも思う。※3

しかし浅草的が正しいとか、それが絶対だということはないのであり、岩見沢でたべる北海道そばのランチというのも、立派な蕎麦の食べ方なんだと思う。

 蕎麦に厚焼き卵
温かい蕎麦に厚焼き卵
これが意外といけてるのだ

北海道そば幻庵
北海道岩見沢市六条東14 目6-4
0126-22-6171
 
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※注記

  1. 『空知管内におけるソバの作付けは、全国一の幌加内町をはじめ、北空知を中心に5,570ヘクタールで、全国の16,2%を生産しています。』 空知のそば栽培(空知支庁) 参照
    幻庵は幌加内町産ではなく、美唄で自家栽培しているきたわせそばを使っているらしい
  2. かんだやぶそばでランチ。(神田淡路町) 参照 
  3. 「輝く都市」が日本の大人をダメにした。 from 140B劇場-浅草・岸和田往復書簡 参照