桃知商店よりのお知らせ

天下一品ラーメン のこってりでランチ。(天下一品 水道橋店:千代田区三崎町3)

天下一品ラーメンこってり
天下一品ラーメン こってり 700円
 撮影したカメラ SO905iCS +Orton風 by Picnik 


午前7時起床。浅草はくもり。昨日の昼は水道橋にいて、久しぶりに天下一品ラーメンを食べるというか、天一が食べたかったので仕事の場所を水道橋にしたのだった。

天一のこってりは、10年ほど前、三日と空けずに食べていた主食のごときラーメンだった。けれど最近とんとご無沙汰であったのは、つまりは浅草には天一がないからであって、今では錦糸町にでかけたときとか、こうして水道橋に用事のあるときぐらいしか食べられないのである。

最初にこの得体の知れないラーメンを食べたのは、仙台の天下一品 こむらさき店で、なぜかゆで卵が無料で食べ放題の店だった(今でのそうなのかは知らないが)。

その時の印象は、あたしゃこういうの大好きかもしれない、であって、それからは天一を見つける度に、麺は柔らかめにしてもらい、スープと麺が一体化し、まるで糊のような状態の天一を好んで食べいたのである。

そして天一は店によってメニューも違うし、味も違うから食べ比べも楽しい。あたし的な最強は三重県鈴鹿市で食べたもので(たぶん)、それは最初からニンニク効きまくりの、胃袋やられましたの逸品だった。あーあれから既に10年も過ぎたのかと。

なにか天一にはあたしの「かなしい」※1 が凝縮されていて、こうしてこのラーメンのことを書いていると、思い出ばかりが浮かんでくるのは、歳をとったせいだろうね、やっぱり。

採点:★★★★

※注記

  1. 『父と母が互いに愛し合っていたことを私は知っている、その二人が並んでいる唯一の写真を見て私はこう思う。永久に失われてしまうのは宝のような愛である、と。なにしろ私がいなくなれば、もはや誰もそれについて証言することはできないからである。そのあとには、もはやただ無関心な「自然」しか残らないであろう。それはまことに痛切な、まことに耐えがたい別離の悲しみであるから、ミシュレはただ一人、彼の世紀の人々に対して、「歴史」とは「愛の抗議」であると考えたのである。 (ロラン・バルト:『明るい部屋―写真についての覚書』:p117)

Comments [2]

No.1

をを、久しぶりに天下一品のタイトルを発見しましたね。
四日市にいたころは、良く食べてる記事を書いてましたよね~。懐かしいな。
YMLのころのメンバーとはまだ交流はありますか?

No.2

> YOUさん
コメントありがとうございます。

天一はほんと懐かしいラーメンです。
四日市のお店には揚げシューマイがあり、ラーメン+シューマイがあたしの定番でした。

YMLの方、最近は交流ありませんね。昨年、さいとうさんと浅草でのみました。
それが最後ですかね。

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