フェッテ・パニッサ
フェッテ・パニッサ


フェッテ・パニッサ午前6時30分起床、浅草は晴れ。去年の8月6日と云えば、忘れもしない脳梗塞の前日で、その日のブログを見れば、フェッテ・パニッサを書いている

曰く、「あたしの大好きだった下町スィーツの白一は今年は店を開けることなかった。けれどそこにはfette panissa(フェッテ・パニッサ)という新しい店ができたのは、浅草の新陳代謝のよさを表徴しているのだろう」、というものだった。

昨晩フェッテ・パニッサにより、一袋250円のフェッテ・パニッサを買った。

一人で全部を食べたわけじゃないけれど、あたしはフェッテ・パニッサが好きだし、(食べたら)8月6日のことを思い出せるかな、と思ったが、やっぱり無理で、何一つ思い出せなかった。

あたしの一番恐れていることは、過去のものをすべて綺麗に忘れてしまうことなのだが、どうやらそれはないようなのだ。証拠にフェッテ・パニッサの場所は覚えている。

しかしその局所、たとえば8月6日のことを何か、と云われても、思い出せない自分がいる。まあ、これは脳梗塞とはあまり関係のないことだろうけれども。